体の内面からキレイになろう!
2008年11月26日(水)
text by Jalpak International Asia Pte. Ltd

▲料理イメージ
男女とも肌が綺麗な事で有名な韓流のスターたち。その秘訣は、食べ物とエステにあるのだとか。特に食材や調理方法についてのこだわりは、日本でも大ヒットしたドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を見れば分かるとおり。そんな伝統に裏づけされた韓国宮廷料理に、近年西洋の影響を取り入れたモダンな逸品を出す店も増えてきました。そんな薬膳を意識した料理は、まさに医食同源。食べる事により体を内面から綺麗にしてくれます。
そしてエステ。デトックス効果が高いボディ・ラッピング技術に長けた「マルキーズ・スパ(JWマリオットホテル内)」では、天然ハーブ100%が焚き込められたウォーターベッドの上でエステを行い、極楽気分です。頭からすっぽりとかぶる布がトレードマークの伝統的なサウナ療法「汗蒸幕」。その汗蒸幕療法を効果的に取り入れたのが鐘路区に一昨年オープンした「ジャハ」。薬草エステもぜひお試しあれ。
美味しい物を食べて、サウナで汗を流して体を内面から浄化させる。これが韓国エステの神髄なのでしょう。
六十の手習い―台北日記 (第7回)―
2008年11月19日(水)
text by ジャルパック元社長 : 梶 明彦
【台北讃歌(3)-郊外1―】
台北は周囲を山に囲まれた盆地である。従って台北の街のどこからでも周囲の山が見える。山は濃い緑に覆われている。緑が人々に安らぎを与える。
私は時間を見つけては、台北郊外に勉強の疲れを癒す安らぎを求めた。

▲烏来の温泉街。川沿いにたくさんの温泉宿、土産物屋が並んでいる
・烏来
台北の郊外には温泉が多い。
地下鉄の北の終点近くには有名な北投温泉がある。南の終点からタクシーで30分強も行くと烏来という温泉に辿り着く。西にも東にも温泉がある。
ある週末、私は烏来に宿をとった。まだ台北について間もなかったので、地下鉄を利用せず、ホテルから車に乗った。1時間半ほどの距離である。地下鉄の南の終点「新店」を過ぎると道は川に沿って登りになる。深山というほどではないのだが、どこか箱根の旧道を思わせる道が続く。誰もが同じ感想を抱くのだろうか、「強羅」などという名のホテルもある。
烏来の街は川に沿った温泉町である。川の両岸に温泉旅館が建ち並ぶ。
温泉は透きとおったサラサラの泉質である。スパ施設も充実している。

▲烏来瀑布。ロープウェイから見る瀑布の景観は見事である
もともと、烏来は原住民族「タイヤル族」の住む地域である。「ウーライ」という地名自体がタイヤル語で「温泉」を意味するようだ。タイヤル族の女性は美人が多いと聞いた。確かに軒を並べる土産物屋の女性は、タイヤルの民族衣装を纏った美人ぞろいである。
温泉街のはずれにトロッコ乗り場があった。説明文によると、日本統治時代に林業用に敷設されたトロッコだという。私は昔の姿をとどめるトロッコに乗る。川沿いの上りをトロッコが快適に運んでくれる。(ここで学生証が威力を発揮した。本来往復100台湾ドルが50ドルになったのだ。多少申し訳なく思ったが利用させてもらった。お金よりも、学割を使えるという久しぶりの経験を楽しんだと言った方が良いだろう。)
トロッコの終点からは「烏来瀑布」という滝の眺めが素晴らしい。
そこから、さらにロープウェイに乗り継ぐと、「雲仙楽園」に着く。空気もどこかひんやり感じられる高地である。ロープウェイからの滝の眺め、眼下の烏来の村の眺めは素晴らしい。台北からわずか30キロ弱とは思えない景観を満喫できる。

▲基隆駅。基隆の街の中心。すぐ前に港が広がる。
・基隆
基隆という昔からの台北の表玄関に当たる港までは、距離にして約30キロ、バスで40分ぐらいだろうか。当初、日本との交流はこの港を経由して行われた。我々はつい山の向こうは遠いと感じてしまうのだが、私の家庭教師の一人は毎日基隆から通ってくる。台北の郊外の町と言っていい。
台北―基隆間には鉄道も走っている。約50分。基隆の街の中心は港のすぐ横に位置する基隆駅だと言っていいのかもしれない。
駅から5分ぐらいの所に慶安宮がある。嗎祖を祀ったお宮である。私が行った時は周囲の工事をしており、お宮には横の入り口から入った。中はきらびやかであった。「嗎祖」は特に船乗りの信仰の対象であったと聞いた。そういえばマカオでも嗎祖のお宮が大繁盛していた。(「繁盛」と言っていいのだろうか?)

▲基隆の慶安宮。港町らしく嗎祖が祀られている。
港の東に中正公園という小高い丘がある。頂上には大きな観音像が港を見下ろしている。中正公園の南に極楽寺というお寺がある。お寺の本堂「大雄宝殿」には白い玉でできた大きな釈迦牟尼像が座っておられる。説明によると、ミャンマーから寄贈されたものだという。
私が基隆に行った日は、特に暑い日だった。お寺の階段を上り下りしたり、中正公園へ登ったりしているうちに汗みどろになり、疲れ切ったので、基隆には長居出来なかった。ガイドブックによれば、基隆にはまだまだ見どころがあるようだ。また出直さねばならない。

▲基隆の極楽寺大雄宝殿に鎮座する白玉の釈迦牟尼像
・淡水
地下鉄の北の終点が淡水である。淡水河がここで海にそそぐ。
私の通っている淡江大学の本校はこの町にある。
淡水は古くからの貿易港であり、また、要塞の街でもあった。
スペイン人、オランダ人、イギリス人が相次いでこの町の要塞を利用した。大航海時代の勢力図の変遷が紅毛城と呼ばれる古い要塞の歴史に刻み込まれている。

▲淡水から漁人嗎頭に向かう渡し船。結構混んでいた
淡水には夕方行け、と家庭教師の一人に言われた。夕日が素晴らしいというのだ。しかし、一人きりで夕日なんかを眺めても寂しくなるだけだ。私は天気のいい日曜日の午前中に出かけた。地下鉄を降りて10分ぐらいの川岸から、「漁人嗎頭(フィッシャーマンワーフ)」行きの渡し船が出ている。私はこれに乗って15分の船旅を楽しんだ。
確かに漁人嗎頭からの夕日は素晴らしそうだ。西に向かって海が広がっている。嗎頭には土産物屋、カフェ、食べ物屋が軒を連ねている。


▲写真左:漁人嗎頭。フィッシャーマンワーフというイメージとも少し異なるが夕日の眺めは素晴らしいという。
▲写真右:紅毛城。海を睨む大砲の列が、大航海時代をしのばせる。
今回駆け足でご紹介した三つの郊外の街はすべて台北から30キロぐらいの距離にある。台北の周囲がいかに変化に富んだ自然に恵まれているかがお分かりになると思う。
次回はもう少し台北の郊外について書いてみたい。
「ウィーンのクリスマスマーケット」
2008年11月12日(水)
text by ウィーン支店
11月に入るとウィーンには一気に冬がやってきます。道をゆく人々は厚手のコートや手袋で完全武装。夕方も5時過ぎには暗くなりますし、なんとなく憂鬱な日々が続きます。

▲フライウング
そんな冬の楽しみは何といってもクリスマスまでの日々を楽しむクリスマスマーケットです。ここ数年日本でも人気のヨーロッパのクリスマスマーケット、ウィーンは初めてクリスマスマーケットを楽しむ方から、2度目3度目の方までお勧めできる街です。ヨーロッパでも有数の歴史を誇る町ウィーンにはクリスマスマーケット以外にも楽しみがいっぱい。中でも冬でも楽しめるオペラやコンサート、美術館が充実していますので。

▲フライウングのお店
さらにウィーンではいろいろな場所でクリスマスマーケットが開かれているのでクリスマスマーケットのはしごが楽しめちゃいます。それぞれ個性的な魅力にあふれていますから、ぜひ一か所ではなくいくつか回ってみてくださいね。

▲シェーンブルンのクリスマスツリー
中でもお勧めは旧市街のフライウングで開かれているオールドスタイルのクリスマスマーケット。規模は小さいですが昔ながらの伝統的なクリスマスマーケットは地元のウィーンっ子にも大人気です。素朴で手作り感があります。シェーンブルン宮殿のクリスマスマーケットもお見逃しなく。どこか素敵な雑貨屋さんを覗いているような感じで正面のクリスマスツリーもとても雰囲気があります。

▲シェーンブルンのお店
寒いクリスマスマーケットに欠かせないのがプンシュ(Punsch)と呼ばれる暖かくてあまーいお酒。一杯飲むと体の中がポカポカになります。ドイツのクリスマスマーケットではグリューワインが有名ですがプンシュはフルーツティーベースになっているのがちょっと違います。いろいろな果物の味があるのでこれもいくつか試してくださいね。飲み口が良いのでたくさん飲めそうですが以外と度数は高いので気をつけてくださいね。

▲夕暮れ時の市庁舎前
アルコールが弱い方はキンダープンシュというアルコール抜きのプンシュをどうぞ。ちなみにプンシュを飲むときのカップはお土産として持って帰ることができます。旅の記念にぴったりですよ(注文をした時に保証金が取られ、返却すると保証金が返ってくるシステムです)。

▲市庁舎前
さて、最後に絶対に忘れてはいけないのが市庁舎前のクリスマスマーケット。
ウィーンでも最大規模を誇るクリスマスマーケットです。とにかくたくさんのお店とたくさんの人で大賑わいです。クリスマス専用の郵便局も開局して、ここから投函すると特別なスタンプを押してもらえますので、クリスマスマーケットに出かける前にポストカードを準備しておくといいですね。郵便局はクリスマスの屋台が並ぶ場所ではなくて市庁舎横の隣接している公園内に設置されます(昨年は市庁舎正面を向いて右側)。

▲市庁舎夜景
クリスマスマーケットまでもう少し。今からとても楽しみにしています。ご紹介したクリスマスマーケット、市庁舎前は11月15日、フライウングは11月21日、シェーンブルンは11月22日にオープンします。今年はぜひウィーンのクリスマスマーケットを体験してみてください。
六十の手習い―台北日記 (第6回)―
2008年11月05日(水)
text by ジャルパック元社長 : 梶 明彦
【台北讃歌(2)-路上風景―】
台北は居心地のいい街である、と書いた。
しかし、台北からアジアが始まる、とも書いた。
やはり台北はアジアなのだ。近代的な側面を数多く有するにもかかわらず、街を支配する香りは圧倒的にアジアなのだ。日本人に安らぎを与える香りではあるのだが、同時に、多少の違和感を覚えるあの香りが町全体を覆っている。

▲軒下歩道。台北の夏を過ごす知恵の一つであろう
・オートバイに占拠された歩道
台北の車道には、前に述べたとおり、タクシ―、自家用車、バス、そしてオートバイが氾濫している。台北は盆地なので車の排気ガスが滞留しやすい。特に昼間は空気が汚れていると感じる。
昨今の原油高の影響もあり、車よりもオートバイの数が増えている。特に朝晩の路上はオートバイに覆われる。二人乗りのオートバイも多い。私は国際免許を用意したのだが、この路上風景を見て運転を諦めた。縦横無尽に走り回るオートバイの中を運転するのは至難の業である。
この車道にあふれるオートバイの駐車場所が十分ではない。特に繁華街では駐車スペースがまったく不足している。従って、オートバイが歩道を占拠するのだ。
台北の歩道は写真でお分かりになるとおり、ビルの軒下を通るようになっている。これは長年の知恵に違いない。台北の夏は暑く、その日差しは強烈である。歩道が軒下を通れば、歩道にいる限り日差しを避けることができる。この日陰になった歩道を、急がずゆっくりとしたテンポで歩く。これが台北の夏を攻略する要諦の一つである。町のテンポ、人々の生活のリズムも風土、気候が作り上げるものなのだ。
▲歩道に溢れるオートバイ。違法駐車ではないようだ
軒下歩道にはもう一つの意味がある。アジアの特徴の一つはスコールだ。これも台北から始まる。突然叩きつけるような雨が降り、しばらくすると元のからっとした晴天に戻る。この雨をしのぐにもってこいなのが軒下歩道だ。私が午後勉強している塾からホテルまではゆっくり歩くと20分ぐらいかかる。しかし、この20分はすべて軒先でカバーされている。突然の夕立でもほとんど濡れずにホテルに戻れる。もっとも、雨の勢いが凄いので、横断歩道を渡るだけでもびしょ濡れになる。やはり軒を借りての雨宿りは必要になる。一番ひどい時は、雨宿りが2時間に及んだこともあった。それからは、晴れた日でもリュックに傘を入れることにした。傘は台北の夏の必需品である。
この大事な歩道が、昼間はほぼオートバイに占拠される。写真でお分かりになるとおり、歩道にオートバイが氾濫している。歩くスペースはおのずと極めて限られる。人々はオートバイのないスペースをよって歩く。時々むやみと腹が立ってくることもあるが、これだけ数の多いオートバイを相手に癇癪を起しても無意味だ。台北の人もあきらめているのかあまり文句を言わない。
これだけのオートバイが歩道に駐車されるので、駐車スペース探しも大変である。スペースを探すオートバイが歩道を走りまわる。駐車スペースから出ていくオートバイもまた、歩道を走る。ただでさえ細い歩道を、歩行者はオートバイに注意しつつ歩かねばならない。台北の街に「歩行者優先」という言葉はないのだ。

▲「魔術xxx」。命名にも老闆の商魂がたくましく表れている
・路上の店
台北の歩道を彩るのが路上店舗である。
細い路上に各種の路上店舗が店を広げる。あらゆる物が売られている。食べ物から始まり、衣服、靴、時計、装飾品、果ては宝くじまでが路上に揃っている。
食べ物だっていろいろの種類がある。そば、うどん等が食べられる軽食の店、果物屋、八百屋、飲み物屋、たこ焼き、今川焼(のようなもの)、何でも手に入る。食べ物のにおいが路上を覆う。屋台から出発して大きな店を構えた人も多いという。屋台とて決して馬鹿にはできない。
時には不思議なものも売られている。写真は、「魔術xxx」である。何に使うのかよく解らないが、命名もユニークである。
▲路上店舗の老闆。一日の稼ぎはどのくらいになるのだろうか?
これだけの店が路上を埋めているのだから、台北の人は路上でのショッピングを厭わないのだろう。路上に、売る人と買う人のエネルギーが溢れる。
台北の人の大きな特徴は、若者も含めて、大きな会社、サラリーマン、サラリーウーマンを目指すのではなく、小さくてもいいから自分で商売を始めようという意欲が強いことだ。極端にいえば、みんなが経営者志向なのだ。中国人のいう「老闆(ラオパン)」だ。「寄らば大樹の陰」とは正反対の、強烈な独立志向である。
路上店のオーナーだって立派な老闆なのだ。
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