オーストリア世界遺産の旅
2009年05月27日(水)
text by ウィーン支店
中欧の由緒ある大国オーストリアには、自然や歴史、文化の香りが色濃く残る史跡が数多くあり、世界遺産にも登録されています。そんな街をのんびり訪ねる旅に出てみてはいかがでしょう? 起点となるのは、もちろんウィーン。ここから40kmほど離れたバーデンは古くから温泉の町として知られ、町全体にほのかなイオウの香りが漂っています。この国で温泉というと長期滞在の医療施設としての温泉ですが、中には観光客でも入れる温浴施設もあり人気です。水着持参で行ってみましょう。そして足を延ばして世界遺産ノイジートラーゼ湖へ。コウノトリの繁殖で有名な湖畔の町ルストは、ぜひ散策してみましょう。
また、鉄道ファンのみならず有名なのが、センメリング鉄道。グロニッツ~ミュルツツーシェラーク間は世界でもめずらしい世界遺産に登録された鉄道区間です。そして目的地の古都グラーツのシンボルは時計台。旧市街のハウプト(中央)広場やゴシック様式の大聖堂など、散策しながらの観光に最適です。自然が好きな方は雄大なアルプスに抱かれた村々へ。都会が好きなら、ザルツブルクやウィーンへ。それぞれの好みに合わせて旅ができる。そんな魅力がこの国にはあります。
「ウィーンの冬のお勧め オペラ鑑賞とデラックス・ディナー」
2009年01月28日(水)
text by ウィーン支店
冬のヨーロッパは寒くて暗いからちょっと・・・と敬遠しがちですが、建物の中はしっかりと暖房も効いていますので意外にぽかぽか。だから冬のヨーロッパはインドアでじっくりと楽しむのがお勧め。ウィーンにはブリューゲルのコレクションで知られる美術史美術館やクリムトのコレクションで有名なベルベデーレ宮殿のオーストリアギャラリーなど美術館も充実していますので寒さを気にすることなく楽しめます。


それからウィーンでやっぱり忘れていけないのがコンサートにオペラ。ヨーロッパの音楽シーズンはまさに冬が本場。中でもウィーン国立歌劇場は世界で最も有名なオペラ座のひとつ。クラシックファンでなくても一度はこの場所でオペラを見てみたいという方も多いと思います。


国立歌劇場の楽しみ方は人それぞれ。桟敷席にはカジュアルな格好の人たちもたくさんいます。しかしせっかくの機会なので思い切りドレスアップして楽しむのがお勧めです。そうすると会場の優雅な雰囲気をより一層楽しめると思います。2月以降の公演では「セビリヤの理髪師(2月12日、15日、4月14日)」、「カルメン(25日、28日、3月4日、8日)」、「トスカ(3月5日、4月25日、5月9日、12日)」など一度は名前を聞いた事のあるオペラもたくさん上演されます。またチャイコフスキー作の「エフゲニー・オネーギン(3月7日、10日、13日、16日、19日、22日、5月23日、26日)」ではウィーン国立歌劇場で音楽監督を務める小澤征爾氏が指揮をとる予定です。


オペラのチケットは現地到着後でも手に入りますが、売り切れのときも多いです。できれば確実に日本出発前に手に入れておきたいですね。そこでJALPAKではオペラのチケットとウィーンを代表するグルメレストラン「コルソ」での夕食をセットにした 「ウィーン国立歌劇場 オペラ鑑賞とデラックス・ディナー」 をオプショナルツアーとして販売しています。オペラやコンサート観劇後の食事は慣れていないと意外に困るもの。レストラン「コルソ」はオペラ座から徒歩約1分(レストランは変更となる場合があります)と便利です。オペラの余韻に浸りながらの優雅な食事に舌鼓、まさにウィーンならではの楽しみ方です。きっと素敵な旅の想い出になると思います。またJALマイレージバンク会員の皆様には1ユーロあたり1マイルのショッピングマイルが貯まるのもうれしいですね。JALマイレージカードをご持参の上、会員番号を添乗員か現地係員にお申し出下さい。なお、当ツアーは日本ご出発前のお申し込みとなっています。旅行のスケジュールが決まったらすぐにお申し込みくださいね。

私もヨーロッパに来て初めてオペラを見ました。それまでは全く興味がなかったのですが、音楽、歌、劇場とどれも素晴らしく、今では年に何回か出かけるようになりました。世界最高峰のウィーン国立歌劇場でぜひ皆様も本場の感動を味わってください。
「ウィーンのクリスマスマーケット」
2008年11月12日(水)
text by ウィーン支店
11月に入るとウィーンには一気に冬がやってきます。道をゆく人々は厚手のコートや手袋で完全武装。夕方も5時過ぎには暗くなりますし、なんとなく憂鬱な日々が続きます。

▲フライウング
そんな冬の楽しみは何といってもクリスマスまでの日々を楽しむクリスマスマーケットです。ここ数年日本でも人気のヨーロッパのクリスマスマーケット、ウィーンは初めてクリスマスマーケットを楽しむ方から、2度目3度目の方までお勧めできる街です。ヨーロッパでも有数の歴史を誇る町ウィーンにはクリスマスマーケット以外にも楽しみがいっぱい。中でも冬でも楽しめるオペラやコンサート、美術館が充実していますので。

▲フライウングのお店
さらにウィーンではいろいろな場所でクリスマスマーケットが開かれているのでクリスマスマーケットのはしごが楽しめちゃいます。それぞれ個性的な魅力にあふれていますから、ぜひ一か所ではなくいくつか回ってみてくださいね。

▲シェーンブルンのクリスマスツリー
中でもお勧めは旧市街のフライウングで開かれているオールドスタイルのクリスマスマーケット。規模は小さいですが昔ながらの伝統的なクリスマスマーケットは地元のウィーンっ子にも大人気です。素朴で手作り感があります。シェーンブルン宮殿のクリスマスマーケットもお見逃しなく。どこか素敵な雑貨屋さんを覗いているような感じで正面のクリスマスツリーもとても雰囲気があります。

▲シェーンブルンのお店
寒いクリスマスマーケットに欠かせないのがプンシュ(Punsch)と呼ばれる暖かくてあまーいお酒。一杯飲むと体の中がポカポカになります。ドイツのクリスマスマーケットではグリューワインが有名ですがプンシュはフルーツティーベースになっているのがちょっと違います。いろいろな果物の味があるのでこれもいくつか試してくださいね。飲み口が良いのでたくさん飲めそうですが以外と度数は高いので気をつけてくださいね。

▲夕暮れ時の市庁舎前
アルコールが弱い方はキンダープンシュというアルコール抜きのプンシュをどうぞ。ちなみにプンシュを飲むときのカップはお土産として持って帰ることができます。旅の記念にぴったりですよ(注文をした時に保証金が取られ、返却すると保証金が返ってくるシステムです)。

▲市庁舎前
さて、最後に絶対に忘れてはいけないのが市庁舎前のクリスマスマーケット。
ウィーンでも最大規模を誇るクリスマスマーケットです。とにかくたくさんのお店とたくさんの人で大賑わいです。クリスマス専用の郵便局も開局して、ここから投函すると特別なスタンプを押してもらえますので、クリスマスマーケットに出かける前にポストカードを準備しておくといいですね。郵便局はクリスマスの屋台が並ぶ場所ではなくて市庁舎横の隣接している公園内に設置されます(昨年は市庁舎正面を向いて右側)。

▲市庁舎夜景
クリスマスマーケットまでもう少し。今からとても楽しみにしています。ご紹介したクリスマスマーケット、市庁舎前は11月15日、フライウングは11月21日、シェーンブルンは11月22日にオープンします。今年はぜひウィーンのクリスマスマーケットを体験してみてください。
ヴァッハウ渓谷の小さな町デュルンシュタイン」
2008年04月24日(木)
text by ウィーン支店





オーストリアの魅力はウィーンだけではありません。一歩ウィーンから外へ出るとのどかで豊かな田園風景が広がっていて、大都会ウィーンとはまた違った魅力があります。
ヴァッハウ渓谷はウィーンからのアクセスも良く、日帰りでの観光も可能。特に春から夏にかけては一面に広がるぶどう畑がとても気持ち良いです。私も大好きで年に何度も出掛けては緑に囲まれた休日を楽しんでいます。中でも一番のお勧めはデュルンシュタインという小さな町。本当に小さな町でメインストリートをゆっくり10分も歩けば町から出てしまいます。高台にある町からはゆったりとしたドナウの流れがとても美しい。対岸にも小さな町とぶどう畑。もちろんデュルンシュタインもぶどう畑に囲まれています。町の背には古城がそびえ、メインストリートを一歩離れて小さな路地に入ると中世の時代にタイムスリップしたような感覚に包まれます。
デュルンシュタインの町へはぜひメルクからのドナウ川クルーズを。世界遺産にも登録されているヴァッハウ渓谷のぶどう畑を眺めながらの船旅はヴァッハウ渓谷のハイライト「決定版 オーストリアとボヘミアの古都プラハ9日間」や「浪漫飛行ロマンティック街道とオーストリア10日間」、ウィーンからのオプショナルツアーでお楽しみいただけます)。70分ほどでデュルンシュタインに到着。水色の塔が美しい教会がとても印象的です。
ヴァッハウ渓谷はワインの産地として有名でデュルンシュタインの周辺でもたくさんのワインが作られています。オーストリアのワインは白が主流ですが意外と肉料理にも合うんですよ。天気の良い日はオーストリア人の大好きな炭酸割りゲシュプリッツァーを試してみて下さい。爽やかで飲みやすいのでアルコールの苦手な人にもお勧め。
デュルンシュタインはあんず(Marille)の産地としても有名で、あんずのリキュールやジャムが町中でもたくさん売られています。もうひとつ忘れていけないのがヴァッハウアー(Wachauer)というパン。小ぶりの丸型のパンで皮はパリパリ、中はしっとりでとっても美味しいです。シュミードル(Shmidl)という小さなパン屋さんが本家でデュルンシュタインのほとんどのレストランではこのパン屋のパンが使われています。お店ではひとつ50セント。いつも地元の人たちや観光客で大賑わい。
さて、このたび夏のブダペスト、プラハへのJAL直行チャーター便を利用するツアーが発売になりました。今回のツアーにはヴァッハウ渓谷のクルーズとデュルンシュタインの昼食が含まれています。ブダペスト発のこだわり満喫コースではドナウを見下ろす高台の古城ホテル「シュロス・デュルンシュタイン」で優雅に、プラハ発のハイライトコースでは気軽な雰囲気が楽しいホイリゲでのお食事をお楽しみ下さい。他にもウィーンでは楽友協会大ホールでのコンサート、チェコの世界遺産チェスキー・クロムロフでの宿泊などJALPAKならではの楽しい魅力が盛りだくさんで、夏の中欧を思う存分に満喫いただけます。
モーツァルト生誕250年を機に、オーストリアを知ってください!
2006年03月01日(水)
text by ジャルパック ウィーン支店
オーストリアという国
時としてオーストラリアと間違えられるこの国ですが、現地名=エステライヒで'東の方の国'という意味です。その名のとおりヨーロッパ大陸の東部に位置し、周りを8つもの国に囲まれています。この為、過去より交易の中心として栄え周囲の国の文化が溶け込み、この国の特徴である'多面性'を育んできました。
国の形はオタマジャクシのようで、西部の幅が細めの部分はドイツとイタリアの間を縫うように位置し、アルプスの絶景を堪能できる山岳リゾート地です。
一方、東部の幅の広い部分は首都ウイーン・世界遺産の都市グラーツほか大小の都市が点在すると共に、至る所にぶどう畑が広がるワインの産地です。その中間あたりに、先頃生誕250年を迎えたモーツァルト生誕の地ザルツブルクが位置し、周辺は湖が多く、山と湖の織り成す自然の美しい地域となっています。
さて、ここまではひょっとしたらガイドブックにも載っていること。これからジャルパックならではの情報を交えて、オーストリアの魅力を少しだけ皆様に紹介させていただきたいと思います。
「観る」「聴く」楽しみ
言わずと知れた音楽の都・ウイーン。ツーリストの方々が気軽に楽しめるコンサートや、NHKで毎年元旦に放映されるニューイヤーコンサートの会場である楽友協会での各地の交響楽団による公演など、各所で様々なコンサートが開かれます。
ツーリスト向けコンサートの中では、『モーツァルトコンサート』 (例年5月から10月開催)が楽友協会・国立オペラ座など一度は中を見てみたい会場で行われること、楽団員が多い(しかも'かつら'をつけて中世を彷彿させる衣装で登場する!)ことから、1番のお勧めです。
一方、ウイーンはオペラ鑑賞のメッカとも言われ、小澤征爾氏も指揮をとった世界3大オペラ座の一つ「国立オペラ座」と、オペレッタも多数上演され、少し気軽な「フォルクスオペラ座」とがあり、9月から始まり翌年6月まで続くシーズン中は、連日賑わっています。今年の演目は、やはりモーツァルトが主流です。
オペラ・オペレッタ・バレエだけでなく、ミュージカルも盛んです。昨年12月まで上演された、ハプスブルク家王妃を主人公とした「エリザベート」は、都合1700回も上演されたロングセラーでした。
モーツァルト生誕250周年を迎え、これを記念してジャルパックでは、I'll・AVAの以下のオプショナルツアーご購入に対し、JALマイレージバンクのマイルがたまるようになります。(4月1日実施分より)
*対象のオプショナルツアー
●音楽の都で聞く!モーツァルトコンサート
●ウイーン国立歌劇場 オペラ鑑賞とデラックスディナー
「食べる」「飲む」楽しみ
オーストリアの名物料理=ウインナーシュニッツェル(ウイーン風カツレツ)と、大方のガイドブックには紹介されていますが、オーストリア料理とは隣国の食文化との複合料理とは言え、実は非常にバラエティに富んでいます。これはかつてハプスブルク家の領土が広範囲にわたり、今は国外の地域も昔は領土内(西はスペイン・東はハンガリー)で、帝都ウイーンと各地との交易の歴史の中で、伝わったものです。
筆者がウイーンで出会った'おすすめ'は、スープ!特にクリームベースのスープがお勧めで、こちらでは何でもクリームスープにします。じゃがいも・トマト・にんにく・かぼちゃ・ブロッコリー・キノコ・・・など。その中でも「かぼちゃのクリームスープ」は、仕上げに「かぼちゃの種のオイル」を一かけ垂らし、スープにコクを加えるのが特徴です。実はこの「かぼちゃの種のオイル」は、サラダにかけたりもし、オーストリアの食卓には欠かせないものとなっています。
一方、食事と共に飲むものとして欠かせないワイン。日本でオーストリア産ワインは普及していないため知名度は低いですが、実はヨーロッパ有数のワイン大国!ウイーン郊外から世界遺産バッハウ渓谷近辺やグラーツ近郊は白ワインの産地・ノイジードラー湖近辺は赤ワインの産地で、どちらも味わえます。
JALグループの免税店「プラザウイーン・ジャルックス」では、当社と提携しモーツアルト生誕250年を記念し特製ラベルの記念ワイン(赤・白)の販売を開始しました。特に白ワイン=ローター・ヴェルトリーナーは、成長過程でほのかに赤くなる白葡萄から作られたワインで、このワインはウイーン交響楽団がレセプション用に選んだ銘柄でもあります。只今「プラザウイーン・ジャルックス」での限定発売中です。
最後に
今回ご紹介したオーストリアの魅力は、まだほんのごく僅か!もっと多くのお客様に、オーストリアのたくさんの魅力を知って欲しいと思っています。
ジャルパック・ウイーン支店のスタッフ一同、モーツァルト・イヤーに盛り上がるオーストリアに皆様方がお越し頂けることを、心よりお待ちしております。
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