シルクロードとナンと葡萄 2
2006年05月26日(金)
text by 洞 恵
学生時代、ナンを作って3ヶ月後の冬にストーブで炙って食べる実験をしましたが、ちゃんと食べられました。砂漠旅行には欠かせない携帯食だったことでしょう。地方により、ナンも色々、砂漠の民はそれぞれ、故郷のナンが一番と言います。


羊のピラフ、ミートパイもわたしは好きです。シルクロードでは葡萄の葉を食べて育った羊は臭いがなく、良い匂いがしておいしいと言いますが、わたしも西域の羊を食べて、羊が食べられるようになりました。北京のウイグル族はラマダン明け(イスラム教の断食明け)にはカシュガルやトルファンから、羊を取り寄せて、お祝いします。他の地方の羊では味が違いすぎて、お祝いできないと言っていました。

ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」たちによる、旅に関するよもやま話や搭乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。
シルクロードとナンと葡萄 1
2006年05月25日(木)
text by 洞 恵
皆さまはじめまして。ジャルパックのコンダクターの洞恵(ほらめぐみ)です。わたしは中国とその周辺国を中心に添乗しており、一番好きな場所の一つがシルクロードです。今回はシルクロードに関するお話をしたいと思います。


もちろん焼き立てを買って、熱々をほおばります。けしの実、ゴマ、松の実とお店によって混ぜ込んであるものが違うのも楽しみです。(1元か2元(15円か30円))
ご当地のシシカバブや辛めのトマトス―プが、よく合いますが、ご馳走の次の日はナンと甘い葡萄やハミウリでも満足、満足で、キャラバン隊になった気分です。ナンは腐らないので、砂漠の舟とも呼ばれる駱駝に何ヶ月分も積んで、灼熱砂漠をものともせず、西を目指したといいます。 (明日に続く)
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『モナ・リザ』は誰?
2006年05月19日(金)
text by 樋口 一美
皆さまはじめまして。ジャルパックのツアーコンダクターの樋口一美です。今日は「モナ・リザ」に関するお話をさせていただきたいと思います。
2005年4月、ルーブル美術館内で「モナ・リザ」が引越しをしました。ドノン翼の以前展示されていた部屋に戻りました。「モナ・リザ」の為に、4年の歳月と莫大な資金(日本テレビは約7億円援助されたそうです。)をかけて改装が行なわれ、湿度と温度が一定に保たれる4層の防弾ガラスに収まっています。
ルーブル美術館のアンリ・ロワレット館長さんのお話では、2004年1年間の来館者約660万人のうち500万人以上が「モナ・リザ」の前に立ったという事です。世界的ベストセラーとなった推理小説、ダン・ブラウン著『ダ・ヴィンチ・コード』の余波で昨年2005年はもっと来館者が増えていたかもしれませんね。皆さまの中でもパリに行かれた方は、実際「モナ・リザ」と対面された事でしょう。いかがでしたか?謎めいた微笑や背景の不可思議な風景が、想像力をかきたててくれましたか?
実は今年の1月、私は都内某大学で、美術史家の若桑みどり先生の【モナ・リザ尽きぬ謎】というテーマの講義を受ける機会を得ました。その時の興味深いお話を少しご紹介いたします。
今まで「モナ・リザ」はlフィレンツェの商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻とする説が主流でしたが、別人説や仮説が16世紀以来幾つも出されています。皆さまはどの説をとられますか?若桑先生は、「髪の毛、アクセサリー(指輪)、洋服の色」に注目してみて下さい、とおっしゃいました。結婚した女性の印を示す「指輪」、は無いし、富と地位を伺い知れる「髪飾りやネックレス」は無く、シルクやビロードの服ではない。。。。なるほどと納得です。若桑先生の多方面からの研究結果によりますと、「モナ・リザ」は一定の婦人の肖像画ではない、という事です。
つまり「モナ・リザ」は大地のスピリットを意味しているのではないか、という見方なのです。大地の色の服を着て、服の胸元にはケルトのうず巻き模様の飾りが見えます。ケルトの渦巻き模様は無限に続く事の象徴です。次に洗い髪、おろしたちぢれ髪は川を意味している。これも全てのものの連続性を重視したレオナルドの価値観の表れを読み取れますね。背景にある海に続く入り江、涸れ谷(ワジ)は生と死、つまり大地生成論に行き着くというわけです。今まで以上に「モナ・リザ」への興味が深まるお話で、背景の風景から読み取れるべき事をもう一度勉強し、色々推理してみたくなりました。
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イタリアのBARのお話
2006年05月16日(火)
text by 原 真砂子
皆さまはじめまして、ジャルパックコンダクターの原 真砂子です。
今年の3月に再びイタリアに行って来ました。この時期は卒業旅行の日本人学生も少なくなり、代わりにイタリア人学生の遠足で美術館、教会が賑わってました。
今回ホテル近くのBARに入ると、久しぶりにORZOを飲んでいる人がいました。ORZOは小麦で作ったカフェイン無しのコーヒーのような物で、イタリアではまだコーヒーが飲めない小さいこどもが飲んだり、又おとなでもカフェイン無しがいい人は好んで飲んでいる様です。私の友人も家庭でエスプレッソマシンを使ってORZOを飲んでいますが、独特な臭いがつくらしいので最近はインスタントを使っている様です。大きなBARではエスプレッソ用とORZO用のマシンを持っているところもあります。味は何とも表現がし難しのでイタリアにいらっしゃったらお試し下さい。インスタントをお土産にもできますよ。他に私のお気に入りはカフェ・コレットと言うアルコール入りのエスプレッソです。イタリア版焼酎のグラッパやサンブッカ等をコーヒーの10分の1位加えます。食後に飲むと消化薬代わりにもなります。
イタリアではBARに入るとイタリア人の生活がよく見えます。私がよく行くお店も観光客がいない時間帯に覗いてみると、隣の洋服屋のお姉さんがわざわざエスプレッソ一杯を持ち帰ったり、近所のおじいさんがおしゃべりしに来たりとBARが生活の一部になっている様です。もし皆さんもお時間があったらぜひ路地裏のBARを覗いて見て下さいね!
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コンダクターの上手な利用方法
2006年05月02日(火)
text by 石山 剛
空港のカウンターで初めてコンダクターと会った時、色々な第一印象をお持ちになることと思います。親しみを感じたり、時には不安を感じたりと・・・。コンダクターからもお声をかけさせていただきますが、是非、お客さまからもどんどん話しかけて下さい。ツアーのことでも、世間話でも何でもいいです。コンダクターと友達のような気分で接していだたき、コンダクターの持っている知識をフルに活用して下さい。
お客さまの中にはシャイな方もいらっしゃいます。私は40人の大きなツアーでも、10人の小さなツアーでも、最低1日2回は一人一人のお客さまにお声をかけるようにしています。お客さまと親近感を高めると同時に、朝の「おはようございます」の一言でお客さまのツアーの満足度や、その日の体調を実感できることがあります。挨拶の短い会話でも、コンダクターにとっては大切なものなのです。
パッケージ・ツアーは生活環境が違う色々なお客さまの集合体です。コンダクターはそのツアーの指揮者として、お客さまと共に旅をしていきます。その指揮の波に乗ってどうぞ旅を楽しんでください。まずはコンダクターに話しかけて下さいね!
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