旅のエキスパート!ツアーコンダクターの「なるほど!海外旅行ノート」 - ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」ここではスーパーTC達による、旅に関するよもやま話や添乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。

シルクロードの旅 -その2-

2006年10月30日(月)

text by 樋口 一美

トルファンは、トルファン盆地にある砂漠のオアシス都市。夏は40℃以上の日が続くといわれる中国で最も暑い所として有名です。ウイグル族が支配した元、明代には“火州”と呼ばれていました。反面、冬の寒さは厳しく、降水量は年間20ミリ弱しかなく乾燥しています。この為良質の葡萄を産し、“ぶどう城”とも呼ばれる程トルファンの葡萄は有名です。ポプラ並木の至る所に地下水路のカレーズが走り、市内には葡萄棚のアーケードが目立ちましたが、6月末は葡萄の房はまだ小さかったです。残念!余儀なく“干しブドウ”をおみやげに買って帰りました。

 敦煌は皆様ご存知のとおり、世界最大の仏教石窟寺院、莫高窟が築かれた所です。莫高窟は、敦煌から南東に約25km、鳴沙山の断崖に約1,000年にわたり造営され続けたものです。全長:約1,700m、石窟の数:492とも735ともいわれ1987年ユネスコの文化遺産に登録されています。窟内にある多くの塑像、壁画は4世紀半ば(366年)から13世紀に至る約10世紀の間に作られたもの。最盛期の隋、唐の時代には合計300以上の石窟が造られたと言われています。長い年月の間に莫高窟の一部は砂によって埋もれていました。1960年代に大々的な修復が行われ、砂の除去と崩壊防止の措置がとられました。専門の学芸員の方の説明を聞きながら、一般窟(10窟)と、特別窟(第57窟、第158窟)の見学。特に57窟は、描かれている飛天や菩薩の美しさは、莫高窟隋一と言われているだけあり素晴らしいものでした。 更にご希望の方は、特別(有料)窟、追加見学していただきました。第45窟、285窟・・・一人200元。(約3,000円)第275窟・・・一人150元。料金は昨年の倍に跳ね上がっています。又、現地ガイドさんの話では、ユネスコからの指導で近い将来全ての見学がかなり制限される予定との事です。ご興味をお持ちの方、早めにお出かけいただいた方が良いと思いますよ。 今回、敦煌に3連泊でしたので、ツアーではあまり訪れない“楡林窟”(楡林河の峡谷の両岸に残る石窟)唐代壁画の傑作とされている所も訪れ、見学いたしました。

 道路は昨年、舗装された道路や現在も工事中の道路ありで、どんどん改良され良くなって“全身マッサージ”道はぐーんと少なくなる事でしょう。
マッサージと言えば、今回は敦煌で体験してみましたが、すごーく上手で疲れがとれました。中国の旅は、やはり歩く所が多いのでリラックスしてマッサージをしていただくと翌日又元気で頑張れる気がします。食事もある程度ガイドさんを通しリクエストができます。特別日本から用意してお持ちいただく必要はないでしょう。種類も豊富、かつ美味しいですよ。

来年の秋にもう一度、新疆ウイグル自治区を中心に旅をしてみたいと考えています。未知のクチャ、カシュガル、ホータン などなど。人々は皆素朴で心温かく、日本語を話すガイドさんも親切でとても協力的。スケールの大きなダイナミックな旅らしい旅にご興味をお持ちの方、是非ご一緒に未知のエリアを旅してみませんか? 実現できるととっても嬉しいです。お問い合わせをお待ち申し上げております!


 

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シルクロードの旅 -その1-

2006年10月27日(金)

text by 樋口 一美

皆様お久しぶりです、コンダクターの樋口一美です。
私は6月末、初めて『世界紀行 シルクロード横断の旅 ウルムチ・トルファン・敦煌・西安9日間』の旅に添乗する機会を得ました。中国は過去に何回か北京、桂林、西安、上海などの主要都市と三国志ゆかりの土地を訪れる機会がありましたが、「シルクロード」は初めての体験でした。ずーっと以前、中国専任コンダクターより、シルクロード=(イコール)クルシロード?ですよ。覚悟して出発しないと大変な目に遭いますよ!という断片的に聞いた話が頭の隅に残っていて、少々緊張して出発致しました。初日、北京からウルムチに移動の際、天候の理由で約4時間出発が遅れた時は先が案じられましたが、その後は順調で、大過なく旅程を終える事ができ、ホッと致しました。今回の旅で見聞した事、感じた事を少し記してみます。

 地図を広げますと、新疆ウイグル自治区の大きさにまず驚きました。中国国土全体の1/6にあたり、日本の約4.5倍の面積を占めています。しかし、そこに住む人々は全人口のわずか1.3%、約1,300万人余にすぎません。天山山脈の南に広大なタクマラカン砂漠が広がっているからです。
この不毛の大地に日本人が、夢と想像をかき立てるのは、いうまでもなく、奈良の正倉院の御物にかかわる東西交通路、長安からローマに至る古代の隊商の道=シルクロードがここを通っていたからに他なりません。「世界史展開の主軸」ともよばれるシルクロードの幹線の一つが新疆ウイグル自治区を通っていたのです。
 現在のウルムチは、石油、石炭を産する新興工業都市として、新疆の政治、経済、文化と交通の中心で、私達が滞在したホテルは町の中心に位置し、ホテルの29階の部屋から外を見ると、ニューヨークのマンハッタンの様に摩天楼が林立していて驚きました。 

月曜日はトルファンのお話をしたいと思います。(続く)


 

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ウクライナから黒海を眺めて

2006年10月24日(火)

text by 五十嵐由紀

皆様こんにちは、ツアーコンダクターの五十嵐由紀です。今年の夏は世界紀行『ロシア2大都市とウクライナ9日間』に添乗する機会がありました。


ウクライナの首都キエフは、平安時代に「キエフルーシ」という中世の公国が誕生して始まり13世紀にモスクワに首都が移りました。後のロシア帝国は、キエフから始まったそうです。そして、鎌倉時代にはビザンツ帝国衰退によりキエフ府主教はキエフ総主教になり、ギリシャ、ローマに次ぐ第三のキリスト教圏となりましたので現在観光で多くの教会や修道院を観ることができます。また、クリミア半島の南にある黒海沿岸のリゾート地ヤルタは、ロマノフ王朝の中で皇帝や貴族の別荘地となったそうでその地域が段々と発展し、現在名所となっている建物が建築され見学することができます。
そこで観た黒海は、太陽の光によって色黒くまた大きな太平洋、大西洋や地中海にも見えるような様々な色に輝いていました。

今回ヤルタで宿泊した『オレアンダ・ホテル』には、屋内・屋外のプールや海岸通りを隔ててビーチもありますので、是非連泊してこれらを満喫したいホテルです。


ヤルタ会談が行われた場所は、皇帝ニコライ2世の夏の別荘『リヴァーディア宮殿』です。宮殿内は、多くの見学者でいっぱいです。昼食は、黒海に突き出るように建てられている白亜の城『ツバメの巣』にて風光明媚な景色を眺めながらいただきました。1912年にドイツの富豪によりアイ・トドール岬の崖っぷちに建てています。この城は、レストランで二階にはプライベートに使えるこじんまりとした部屋になっています。そこまでの道は、幅が狭く大型観光バスでは入れませんので、手前にある小型の車への乗り換え場所で乗り換えます。
この城の周りにテラスがあり、ぐるりと歩けますがかなりスリルがありますし、風が強いので帽子が飛ばされないように気をつけてください。また、このテラスからの黒海の色は、異なっていました。今回は、お花ではありませんでこの城の上空を飛んでいた『カモメ』を撮影いたしました。

ご参加の方々からは、黒海を観たかったとおっしゃるお声が多かったです。いいお天気に恵まれまして、好い旅ができましたでしょうか。


 

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携帯電話の珍しい使い方

2006年10月20日(金)

text by 加藤正明

こんにちは、コンダクターの加藤正明です。便利この上ない携帯電話。もはや固定電話を凌駕しているのは御存知のとおりのこと。私も、緊急連絡用ということで、旅行中は持参します。
日本でもどんどん公衆電話が少なくなってきているのですが、もともと都会以外台数の少ない外国では、コインを用意したり、テレフォンカードを手に入れるところを捜したり、と先ず第一歩から苦労します。まして緊急時には、汗をたらして血ばしった目で駆け回りました。今では、楽して「ピッ・ポッ・パッ」、ならぬ、短縮プッシュで「ドン」と話せます。
街中では、独りごとで歩く人の多い事。日本のマナーの比ではありません。何時からこんな事になったのだろう。人は、一人では生きてはいけないことの実証と言う事か。

さて、めったに使わない、珍しい使い方をお知らせします。ある都市の五つ星のホテル、ということは、まあいいホテルということですが、やや稼働年数の経ったエレベーターの中には、私とイギリス人とおぼしき男性の2人のみ。とつぜんある階に止まったきり上にも下にも、扉も開きもしない状況になった。よくある事と、パネル表示にある他の階を押してはみたが動かない。

さては、インターホンを、と捜したがその設備はない。どうなる事か・・・そのイギリス人とおぼしき彼がポツリと一言漏らした。「連絡が取れないとは!」と、ハタとひらめき、腰の携帯電話でホテルを呼び、フロントにつなぎで状況を説明した。
待つ事久し、「天の岩屋戸」を開くがごとき、むつけきメカニックが何もなき事のように助けてくれた。
おお、携帯電話様に感謝!!常に携帯せよという教訓でした。


 

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ベニスのお祭り

2006年10月18日(水)

text by 小金沢 克予

皆様こんにちは、コンダクターの小金沢です。今日はベニスのお祭りのお話をしたいと思います。
ベニスで最も有名なお祭りは冬のカーニバルではないでしょうか。中世の衣装を着て仮面を付けた人々が観光客の写真のモデルになっていたり、有名カフェでお茶をしていたり、日照時間が短く暗くて底冷えがする寒い冬の街が華やぐとともに、ベニスは一種独特な雰囲気に包まれ興味深いお祭りです。カーニバルの時期は10日間と長い為、私も2回程その時期にベニスを訪れた事があります。

今年は『レデントーレ』という7月の第3土曜日に行われるお祭りの日が、運良くベニス滞在日と重なりました。このお祭りは1576年からペスト終焉を記念して、ジュデッカ島のレデントーレ教会へ詣でる事に始まったそうです。現在はこの日の為にだけ、300m程あるジュデッカ運河に仮設の浮き橋が渡され、人々はその上を歩いてレデントーレ教会にお参りにいきます。この橋を渡れる時間は限られており、今年は第3土曜日の19時から翌日曜日の22時時まででしたが、土曜日の23時~24時30分までは通行禁止となっていました。何故その時間帯が通行禁止かと言いますと、この祭りのメインイベントである打ち上げ花火が行われる為、眺めの良い仮設橋に人々が殺到するのを恐れての事のようです。
打ち上げ花火は土曜日の23時30分から50分間程、ド~ン!という心に響く音と共に夜空を美しく染め上げてくれました。日本の花火と一味違った趣です。日本の夏はあちらこちらで花火大会が開催されなんとも贅沢ですね。イタリアでは日本のように花火を見る機会は多くありませんから、皆大はしゃぎです。
タキシードとドレス姿の紳士淑女を乗せて行く船もあれば、仲間同士で借り切った船に定員オーバーではないかと思える程の人が乗り、お揃いのTシャツなどを着て、音楽を大音量で鳴らし踊りながら行く船もあり、大運河を通り過ぎる船を眺めるだけでも楽しいものです。船の向かう先はサンマルコ運河です。サンジョルジョ・マジョーレ島の前が花火の打ち上げ会場なのです。

なんと花火の始まる4~5時間も前から移動していく船もかなり見かけました。花火が始まるまでの数時間は、揺れる船の上で食べて・飲んで・踊って・喋って、お祭り気分を満喫です。そんなお祭り気分満載の船が数えられないくらい、しかし3,000以上は出ていました。かつては伝統的にアヒルのローストなどを食べたそうですが、今はそれぞれお好みの物を食べるようです。
今回はロングセラーの人気ツアー・アイル『ベニス極上ホテルとフィレンツェの中心に泊まる~ゆったりイタリア古都紀行10日間』でベニスに行きましたので、ホテルは豪華な雰囲気の「ウエスティン・ヨーロッパ&レジーナ」。大運河に面し花火の打ち上げ会場も望める好立地で、夕食後レストランのテラス席からお客様と共に花火を満喫することができ素晴らしい夜でした。

世界各国のお祭りは数知れませんが、そう滅多にお祭りには当らないものです。今回は以前から興味があった『レデントーレ』を経験できて幸せでした。仕事を続けていて良かった、辛い事が多いけれど、たまには良い事もあるものだと思いました。
来年は皆様も、7月の第3土曜日にベニスの中心地に泊まるツアーを探してみてはいかがでしょうか。お薦めのお祭りです。


 

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ブダペストで優雅なお茶タイムはいかがですか?

2006年10月13日(金)

text by 梶原 礼子

皆さま こんにちは、コンダクターの梶原礼子です。今回はハンガリーのブダペストのお話をさせていただきます。
数年ぶりにブダペストを訪れましたら、新しいホテル、ブティック、レストランなど随分ふえておりました。今までブダペストにはなかった日本人の方が大好きなルイヴィトンが新たにできておりましたし、これからはもっと変わっていくことでしょう。

今日は昨年オープンしたばかりのフォーシーズンズホテル内のティータイムをお薦めしたいと思います。元は生命保険会社だったという建物を改装して作られたこのフォーシーズンズホテルは、ドナウ川にかかる一番有名な橋である”くさり橋”のたもとに位置してます。聖イシュトバーン大聖堂にも近く、街一番の繁華街バーツィ通りにもとても近いです。また夜のライトアップが素晴らしく、他のライトアップされたどの建物にもひけをとらないくらい美しいです。ブダペストの夜景の名所のひとつとなりそうです。
ドアボーイがうやうやしくドアをあけてくれますので挨拶して中に入ります。ロビーが広々していて正面がフロントですが右側に進んで下さい。左にバーが右にコーヒーショップがあります。どちらでもお好きな方でお茶が飲めます。アイスコーヒーは生クリームたっぷりで優雅な雰囲気、アイスティーはおかわりもできます。またケーキもおいしいと評判ですので、こちらもぜひお試しになってみてはいかがでしょうか?(特にチーズケーキの人気が高いようです。)
さて。気になるこの冷房が効いていて、すいている優雅なホテル内でのお茶代ですが、飲み物だけですとわずか5,6百円、ケーキを入れても千円以内です。ブダペストでフリータイムがありましたら、皆さんもバーツィ通りを散策されるかと思います。そのついでにぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか?


 

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バルト3国ととサンクトペテルブルグ10日間のツアーに行ってきました!

2006年10月10日(火)

text by 原 真砂子

皆さま こんにちは、ジャルパックのツアーコンダクターの原真砂子です。今回は今年の夏に添乗したバルト三国についてお話したいと思います。

今年はバルト3国とサンクトペテルブルグ10日間のツアーに行って来ました。今回は日本からまず日本航空でモスクワまで飛び、その後リトアニア航空でリトアニアの首都ビュリュニスに入りました。バルト3国はビザも入国カードも無く、出入国も簡単です。リトアニアはバルト3国の中では一番南に位置し3国の中では一番大きな国です。っと言っても北海道の8割位の大きさですが・・・。また歴史的にも3国の中では唯一20世紀の独立より以前に独立国になった事がある国で、1253年ミンダウガス王の時代独立国となり、2003年に建国750周年を祝いました。その後ポーランドと同盟君主国となったため、街並みはどちらかと言えばポーランドに似た感じがするかもしれません。現在はさまざまな所の修復が進み、また若い世代は英語を話す人も多く、また将来を考えて大学進学率もかなり高くなっているようです。(これは他の2カ国にも言える事ですが・・・。)
ビュリュニスの次は、第二次世界大戦時にポーランドから逃れてきたユダヤ人たちに本国からの指示に背いてまでもヴィザを発給し、子供たちなどその家族達も含めると6000人の命をすくった杉浦千畝さんの旧副領事館のあるカウナスも訪ねました。杉浦千畝さんは残念ながらすでにお亡くなりになっていますが、昨年は日本のテレビドラマにもなり、ビュリュニス駅の側のよく似た建物を旧副領事館とし撮影を行い、反町隆史さんが演じたそうです。
グループはその後国境を越えラトビアの首都リガに入りました。リガはバルト海に流れ込む2大河川の1つダウガヴァ河沿いに開けた町で、観光で立ち寄るセントピーター教会の123メートルの尖塔の展望台(72メートルの高さにある)から素晴らしい街並みが見下ろせます。またカマボコ型の建物が5つ並んだ中央市場では乳製品から果物、野菜まで何でも手に入ります。今回は蜂蜜が大人気でした。
再び国境を越えエストニアに入り、あまりに天気がよかったので今回は予定外でしたが、バルト海の保養地“パルヌ”に寄ってみました。すでに、こども達が夏休みに入っていたので遠浅の海はこども達でいっぱいで、人口4万人の町は大賑わいでした。因みにバルト海の語源はいくつかありますが、その波が白く輝く様子から、リストニア語やラトビア語の白いという言葉から来たという説が有力だそうです。
エストニアは3国中最小で九州よりやや大きい程度の国ですが、IT産業が盛んで10年程前から全中学校にインターネットが導入されています。首都のタリンはフィンランド湾を隔てたヘルシンキから80キロ程しか離れていないこともあり、街並みは北欧風です。今年は異例の暑さでしたが、サンサンと輝く太陽の下で生き生きとして人々の顔が印象的でした。
最後にロシアとの国境はちょっと時間を要しますが、いかにも国境越えといった感じがするといえるかもしれません。私が訪れた頃は白夜で中々暗くなりませんでした。夜中にふと目覚めて窓の外をみると、たくさんの人が犬の散歩をしていたので驚きました。冬の長い国の人々は短い夏を満喫しているんですね。また来年の夏が楽しみです。


 

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世界ビール紀行

2006年10月04日(水)

text by 市瀬 民子

皆さま、お元気ですか?ジャルパックのツアーコンダクターの市瀬民子です。今日は世界のビールのお話をしたいと思います。

ビール発祥は、紀元前3500年ごろのメソポタミアというのが定説になっています。「昔、古代シュメール人が、パンを作ろうとして麦を臼で挽いて水を加えて捏ねていたのだが、夜がきてしまい作業を中断しました。数日後やりかけのパン作りを思い出して作業場へもどるとパン生地が発行して濁った液体となっていました。捨てるのももったいないので、その液を飲んでみると驚いた。かなりイケるではないか。こうして自然発酵したビールを知ったのである。」

日本でも書くビールメーカーが競って個性的なビールを発売しておりますが、世界各地にもご自慢の地ビールがたくさんあります。今回は、ビール王国ともいわれるドイツのビールをご紹介してみたいと思います。
ドイツには各都市にご自慢の地ビールがあり醸造所は1300以上、銘柄は5000以上といわれています。ドイツ人いわく一番おいしく飲めるのは「ビール工場の見える範囲」、すなわちできるだけつくりたてのものを飲むのが最高!とのことです。ドイツビールの品質を保持するための「ビール純令法」は16世紀に制定されて以来、原料は麦芽、ホップ、ビール酵母、水のみと定められています。

では、ここからは代表的な銘柄をご紹介します。

◆ヘレス(HELLES)・・・黄金色で、苦みがすっくなくまろやかな風味が人気です。
◆デゥンケル(DUNKEL)・・・黒もしくは褐色でアルコール度数が高い。
◆バイツェンビア(WEIZENBIRE)・・・小麦の麦芽を加えてつくられるのが特徴の夏に人気のビールです。 
◆ラオホビア(RAUCHBIER)・・・ハンベルグ特産 スモークモルト(薫製麦芽)を原料に造られた独特の風味を持つ。
◆ピルスナー(PILSNER)・・・チェコのピルゼンビールが発祥ですが、ドイツ各地で造られており特にドルトムントが有名です。
◆ベルリナーバイス(BERLINERWISS)・・・小麦を原料とし、酸味が特徴。

ドイツにはビア・ライゼ(ビールの旅)という言葉があります。皆さまもドイツを旅される時はお気に入りのいっぱいを探して各地のビールをお試しあれ!


 

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