旅のエキスパート!ツアーコンダクターの「なるほど!海外旅行ノート」 - ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」ここではスーパーTC達による、旅に関するよもやま話や添乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。

コンダクター“TAKE”の事件簿! PART2~クレジット・カード付帯の海外傷害保険編(疾病・傷害)~

2008年04月18日(金)

text by 石山 剛

旅に出るとトラブルはというものは付きものです。私は添乗中は気持ちが引き締まっているのか、自分自身のトラブルは少ないです。しかし、仕事ではなくプライベートで海外に行く時は、信じられないようなハプニングを起こしてしまいます。今回は私の失敗談の第2弾をご紹介します。

久々に頂いたお休みを満喫しようとバリ島へ。PART1ではスーツケースの鍵のトラブルを紹介しましたが、実はその旅行中の半分は寝込んでいました。旅行の半ばを過ぎた頃、いきなり40度近くの発熱と下痢に襲われてしまいました。あとあと考えると、ローカルレストランで飲んだフレッシュ・ジュースが原因ではないかと思います。それも、たっぷりと細かい氷が入っていたので・・・。
アジアでは飲み物の氷は注意しなければならないことは、十分に分かっていたことなのですが調子にのって1杯だけなら大丈夫だと暗示をかけながら飲んでいました。ところが翌朝から下痢が始まり、今まで経験の無い高熱に見舞われてしまいました。日本から持参している薬があったので、それを飲めばそのうち熱が下がると甘くみていた私でした。しかし、全く熱が下がらず頭がボーとした頃、一緒に行った友人が見るに見かねて水枕を探しに行きました。友人が戻ってきた時には水枕ではなく、医者と看護師が来てしまいました。友人曰く、水枕をフロントで説明しても通じなく、英語で「FEVER(発熱)、FEVER(発熱)」と言ったところホテル・ドクターが直ぐに登場してしまった訳です。

添乗がスタートする時、お客さまには口癖のように「保険に入って下さい」と念を押すようにご案内している私ですが、実はプライベートの旅行ではクレジット・カード付帯の保険で対応しています。お客さまが具合が悪くなって医者を呼ぶ時に、いつもお手伝いさせていただいていますが、自分のこととなると慌ててしまいます。私は2年前に初めてクレジット・カード付帯の保険にお世話になりました。ハワイでしたが、病院に行く前にクレジット・カード会社が提携している保険会社に連絡。この連絡先はクレジット・カードが届いた時に、「海外旅行傷害保険の案内」というしおりに連絡先が記載されています。決して、クレジット・カードの裏面には保険会社の連絡先はありませんのでご注意下さい。そして、保険会社で病院を指定され、お金を自分で立て替えて診察を受け日本にて保険の申請となりました。クレジット・カード付帯の保険はキャッシュレスになることは少ないと考えて下さい。そのクレジット・カードの返済が滞ってたりしていると、保険が使えないこともあるようです。日本に帰国し、保険の申請後に立て替えた分が振り込まれます。


今回は「海外旅行傷害保険の案内」を持っていくのを忘れてしまったので連絡先が分かりませんでした。クレジット・カード会社に連絡先を聞いて、保険会社に連絡しなければならないと考えている間に診察されてしまいました。医者と看護師が「あとで薬届けるので。そして支払いはお部屋付けですから。」と言い残し去ってしまいました。後でどれくらい請求されるのかが恐ろしく、ヨーロッパだったら医者が往診するだけで100ユーロ位かかるし、薬も高いのでフロントに確認するまでは落ち着きませんでした。翌日、熱も下がりフロントで確認したところ、日本円で薬代も含めて6000円程だったので安心しました。
日本に帰国して「海外旅行傷害保険の案内」に記されている日本の連絡先に電話をしました。電話で報告、そして申請書が郵送されてくるのを待ってから申請となりました。ハワイで保険を使った時に、診断書と領収書をもらったので今回はしかっりと両方を発行してもらっていました。そのためスムーズに手続きが出来て申請書を送ってから10日程で、銀行口座に診察代と薬代の合計が振り込まれました。

クレジット・カード付帯の保険は疾病や傷害に関しては、ほとんど問題無く帰国してから事後報告で保険の申請ができます。しかし、しっかりと診断書と領収書は取り付けて下さい。日本に帰国してから現地に申請するのは、言葉の問題から大変かと思います。そして、やはりお守り代わりに「海外旅行保険のしおり」は必ず持って行かれることをおすすめします。クレジット・カードによって保険の内容が異なります。これがあるだけでもコンダクターはお客さまのお手伝いが安心して行えます。お持ちでない方、または失くされてしまった方は次回のご旅行のためにも、クレジット・カード会社に問い合わせをして入手された方が良いかもしれません。
また、最近は到着空港での荷物の未着も起こりますが、クレジット・カード付帯の保険ではほとんどが適応しておりませんので補足しておきます。


クレジット・カード付帯の保険(疾病・傷害)を利用する時は
1、「海外旅行傷害保険の案内」に記載されている連絡先に電話をしましょう。そして、保険会社からのアドバイスを得ましょう。
2、疾病、傷害の場合は必ず診断書と領収書を発行してもらいます。尚、金額が少ない時は診断書が省略できる場合があるので、保険会社の確認が必要です。
3、日本に帰国してからはやめに、日本の連絡先に電話をして“事故報告”をして保険の申請をしましょう。尚、帰国してから日本で同じ治療を行った場合は、治療が終わってからの申請となります。
4、やはり大切なことは旅行に出られる前に、ぜひともご自分が加入されているクレジット・カードの保険の内容をご確認下さい。


 

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フランス版ミシュランガイド2008年度発表

2008年04月11日(金)

text by 今川ひろみ

2008年3月4日(火曜日)の夕刊に2008年度のミシュランの格付けが発表されておりました。
★★★新たに3つ星を獲得したのが、マルセイユの‘ル・プティ・ニース’でした。



イメージ

イメージ(c)photo_Marc_Bertrand

イメージ(c)Photo_Amelie_Dupont

イメージ(c)Photo_Jacques_Lebar


以前リピーターのお客さま方とこのホテルに滞在し、レストランでお食事をいたしました。こちらのレストランでブイヤべースをいただきましたところ、家庭料理というより、正当なお料理でブイヤベース風と申した方が合うかもしれません。見た目が美しく、芸術作品のようなブイヤベースでした。

同じ時期 アランドロンさんがマルセイユでの撮影のお仕事で、同じホテルに滞在していらっしゃったので、お客さま方はアランドロンさんにお会いすることができ、とても喜ばれていらっしゃいました。
昨年日本のTVにアランドロンさんが出演なされ、ブイヤベースがお好きとのことで、ブイヤベースのことをいろいろ語られていらっしゃいました。
マルセイユの有名シェフからもインスピィレーションを受けていらっしゃるのかもしれません・・・

マルセイユでは、ブイヤベース(家庭料理)を提供するレストランがたくさんございます。まずお魚のスープをいただき、アイオリソース(オリーブオイルガーリック入りマヨネーズソース)をお好みで添えて、クルトンに載せたりしていただきます。
その後に、カサゴ、ホウボウ などのお魚のお料理がでてまいります。
日本でいただくブイヤベースは、海老などが入っており見た目も豪華ですが、通常ブイヤベースは、シンプルで、マルセイユのレストランのメニュー表には、海老は追加料金として、明記されております。

こちらのホテルの朝食は、フランスパン&カフェオレ、バター&コンフィチュール(特製ジャム)で、お客さま方いわく毎日同じ朝食をいただいて飽きないのですねとおっしゃられます。最近パリでは、朝食の際 フランスパンとLe The Vert (テベール、グリーンティー)を召し上がっていらっしゃる方を見かけます。お砂糖も使用しないのでご自身の健康のことを考えていらっしゃるのだと思われます。バターをたっぷりぬったフランスパンにも合います。

★パリにある日本料理店‘あい田’がフランスの日本料理としては、初めてわずか3年ほどで、1つ星を獲得したと明記されておりました。
リピーターのお客さま方と昨年まいりましたが、カウンター式でお客さまの前で調理する方法で、個室もありフランス人の方々はおしゃれをしていらっしゃいました。
座席数が少ないので満席となり予約なしの方は残念そうに帰って行かれました。
フランス人にとって、カウンター式の新しいタイプの日本料理ですので、斬新に映られ、‘かっこよさ’があるのかもしれません。

3つ星、1つ星を獲得した両店ともシャンパーニュをあけて喜んでいらっしゃる風景が目に浮かびます。
チームで頑張らないと星獲得はなかなか難しいようです。

3つ星から2つ星になったところもありますが、再度星獲得のために今年も多いに頑張られることと思います。



 

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“フランスのお土産・お菓子”

2008年04月04日(金)

text by 加藤 富美子

フランスと言えばグルメの国で、高級食材もありますが、今回は手頃なお値段で購入できるお土産やお菓子、フランス特産品などをご紹介させていただきたいと思います。



▲(c)Photo_Amelie_dupont

▲イメージ

▲(c)Photo_Marc_Bertrand

▲イメージ

▲(c)Photo_Alain_Potignon

▲(c)Photo_Marc_Bertrand

▲(c)Photo_Amelie_Dupont

▲(c)Photo_David_Lefranc

まず、フランスで人気のお菓子に【マカロン】があります。
サクサクっとしていて中のクリームが濃厚でとても美味しいお菓子ですが、こちらは残念ながら日保ちするものが少ない為、お土産には向きません。

しかし、フランスの町ならお菓子屋さんには色々な種類のマカロンが売っていて、1つでも買うことができますので、オヤツには最適です。

マカロンの有名店と言えば、パリのマドレーヌ寺院近くに本店のある『ラ・デュレ』ですが、私のお気に入りは、パリのサンジェルマン・デ・プレにある『ピエール・エルメ』のカラメル味のマカロンです。

お土産と言えば、モンサンミシェルの参道に本店のある『ラ・メール・プラー』の【ガレット(サブレ)】も有名です。
こちらは小箱に入ったものならフランスのどこのスーパーでも手に入り、軽くて賞味期限も長いのでお土産に最適です。

モンサンミシェルの『ラ・メール・プラー』へ行く機会があれば、ここで売られている【塩バターキャラメル/CARAMELS AU BEURRE SALE】も名物の1つです。

ノルマンディー地方のバターとクリーム、ブルゴーニュ地方のゲランドの塩が使われた柔らかくて濃厚なキャラメルです。

フランスでベルサイユ宮殿を訪れたら、ちょっと気になる名物があります。
ルイ14世の時代から現在まで続くベルサイユ宮殿の王室菜園から採れるリンゴや洋梨を使って作られたジャムやチョコレート、ボンボンなどです。

ベルサイユ宮殿の売店で販売されていますが、ブルボン家の百合のご紋入りですから、ベルサイユの良いお土産になります。

話は少しズレます。

日本ではなぜか、栗を使ったお菓子に英語の『チェスナット』という言葉を使うことは少なく、フランス語の『マロン』を使う場合が多いようですが、それが不思議でないくらいフランスには、たくさんの栗を使ったお菓子があります。

マロングラッセやマロンコンフィは高級品ですが、スーパーマーケットのジャム売り場に行くと、『マロン・クレム』と書かれた栗のペーストが売られています。

こちらは1ユーロ前後の庶民的なものですが、パンにつけたり、アイスクリームに添えたりするとおいしく、お菓子作りにも活躍します。
私は、このマロン・クレムとはフランス人にとって日本の『あんこ』みたいなものに違いない!と信じています。

…という訳で、このマロン・クレムも小さな缶やチューブ入りのものはフランスらしいお土産になります。

そして、スーパーマーケットへ足を運んだらチェックしたいのがチーズ売り場です。

チーズ売り場の面積を見るだけで、フランス人がどれだけチーズを消費するのか想像がつきます。

有名なノルマンディー地方のカマンベールや、日本では高額な、ありとあらゆるチーズが並んでいますが、私のお奨めはミモレットチーズとモンドールチーズです。

【ミモレット】はカラスミのような濃厚で塩気のあるオレンジ色のハードチーズです。

熟成が進むと、とても小さくなってしまう為、ヴィエイユと呼ばれる熟成の長いものが高級です。
コクと旨みがあって臭みがないので、とても食べやすく、価格は日本の1/4程度です。
ワインとも合いますがビールにも合う数少ないチーズです。

そして【モンドール】ですが、こちらは冬季限定で販売される、スイスとフランスの国境、モンドール(黄金の山)地帯で作られるチーズです。

エセピアの樹皮に巻かれた、こんもり白いカビに覆われたウォッシュタイプのチーズです。
ウォッシュタイプのチーズはクセの強いものが多いのですが、モンドールは白カビのフタに穴を開けると中にトロトロのチーズがたっぷり詰まっていて、クセもなく食べやすいのが特徴です。
熟成が進むと匂いがきつくなりますが、オーブンで焼きますと、これもまた、おいしくいただけます。

こちらも日本で購入しますと驚くほど高いので、秋~冬にフランスへ行かれる方にはぜひ味わっていただきたい一品です。

フランスにはまだまだ美味しい食品がたくさんありますが、またの機会にご紹介したいと思います。


 

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