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麗江その1

2008年07月25日(金)

text by 洞 恵




中国中心に添乗している洞恵です。
ボランティア日本語教師の友人を訪ねて麗江に行ってきました。(7年ぶりでした。)
居心地がよくて、結局9日間、麗江とその周辺に滞在してしまいました。
文化遺産である古城エリアの古民家を改造した宿屋さんで(中国式B&Bというとかっこよすぎますが、、、)にお世話になりました。長期滞在者が何人かいるので、下宿屋さんのような雰囲気でした。(長期滞在者の一人が日本語教師の友人です。)

古城(中国語では古い街の意味)は、少数民族ナシ族の町ですから、今でも住人はナシ族が多く年配の婦人は昔通りのねんねこを、しょったような民族衣装で暮らしています。早朝の街角は観光客相手の店はまだ戸を閉ざし、朝ごはんの豆乳や油条(揚げぱん)を買いにのんびり人が歩く住民の時間でした。宿屋で、朝ごはんを用意してくれるのについ、人が買っているのでつられてバーバー(お焼きのようなもの)を買ってしまい、食べ切れなくて、もったいないがりの下宿の老夫婦を苦笑させてしまいました。
老夫婦は南京大学の理科系を出たインテリで、退職後、景色と水と人のよい麗江に移り住み、ナシ族の大家さんから、この家を借りて、宿屋を始めたのだそうです。

ご近所は親戚のように親しくしていて、隣の幼子や犬が我が家同然に出入りしている、懐かしい暮らしぶりでした。道が入り組んでいて、迷子になりやすいのも、治安の良さに貢献しているようです。住人たちは気さくで、親切でした。ナシ族の焼き芋売りのおばさんは「観光客が来るようになって物価が上がったから、高い焼き芋で悪いね。」とすまなそうに焼き芋を新聞紙にくるんでくれました。1元でした。

三眼井(3つの目を持つ井戸)は、飲み水用、野菜洗い用、洗濯用に水場が分かれていて女性たちが、文字通り井戸端会議をしていました。男性も見かけましたが、恐妻家の漢民族では?と思ったりしました。ナシ族は女性が働き者で、男性は何もせず、たむろして、タバコをふかしているというのが昔来た時の印象でしたので。

茶馬街道のたて看板を見るまでもなく、ここが雲南から、チベットにお茶や生活物資を運んだ、西南シルクロードであったことを思い出さずにいられません。人通りのない道に一人立っていると、馬の蹄と馬子の声が聞こえるような気がしました。
それなのに、ヨーロッパ風カフェがどの町より早く、たくさんできた町でもあります。
清末にヨーロッパの動植物学者や探検家がやってきて、著作が多いので、以前から、ヨーロッパ人の個人観光客が多いうえに、雲南はコーヒーが取れるのです。
最近、日本でも、雲南コーヒーを出す店もあるそうです小さな文房具屋さんで、外国人とわかったらしく「YES,MAM」といわれ、びっくりしました。北京や上海でもない経験でした。実際にはフランス人が多いのだそうですが、中国でも外国語は英語が主流だとフランス語が堪能な友人は残念そうでした。宿屋さんにフランス人が来るのを楽しみにしているようでした。彼女のフランス人の友人が中仏関係史を勉強していて、梅里雪山のほうにフランス人の造ったカトリック教会があり、絶品のワインが作られているというので、ワイン好きの友人に下戸の私は説き伏せられ、2人で、車をチャーターして、出かけることになりました。その道中記は次の添乗から帰国いてから、また、書かせていただきます。
再見。


 

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