旅のエキスパート!ツアーコンダクターの「なるほど!海外旅行ノート」 - ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」ここではスーパーTC達による、旅に関するよもやま話や添乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。

「海外旅行にぜひ梅干しを!」

2008年12月26日(金)

text by 梶原 礼子

今日は我々日本人にとっては当たり前の食品であります梅干しを旅行の際、ぜひお持ちいただきたい物のひとつとして紹介したいと思います。

梅干しの効用につきましては今更述べるまでもなく、皆さま既にご存知かと思います。
また漬物と同じで各家庭で手作りされる場合には各家庭での味があるでしょうし、お店に並んでいる場合も小梅、大梅、減塩、蜂蜜漬け、かつお梅などたくさんありまして一言で梅干しと言いましても本当にたくさんいろいろな種類の多さに驚いてしまいます。そんな梅干しを海外旅行の際、少しだけお持ちいただいたらいかがでしょうか?もちろん遠い海外で懐かしい日本の味にひたるということもできますが簡単なお薬がわりになるんです。海外に行きますと時差などもあり睡眠も十分でなく体調が万全ではない時などに現地の食事が続くと胃腸に負担をかけることになりますよね。そんな時に胃腸薬より効き目があるのが梅干しです。




また食べ過ぎ、飲みすぎの時やその逆の食欲がない時にも非常によく効きます。乗り物の酔い止めとしても効果ありですし、日程がきつくて体が疲れた時も効果絶大であります。また夏の暑い時も汗で失われた塩分補給とクエン酸で疲れがとれます。何といっても持ち運びが簡単でかさばらず気軽に持ち運びできるのが魅力です。最近はカリカリ梅として小粒のものや大粒のものが旅行用として個別包装されているだけでなく乾燥したものまでもあるようです。また各家庭にあります柔らかい梅干しを小さなタッパーやビニール袋に入れて持参することもできます。私自身も重宝しているこの梅干しを皆さまもぜひお持ちになってお試しになりませんか?昔の日本人が考え出したこの素晴らしい梅干しに感謝している毎日であります。

※現在は、国によっては食品の持ち込みが禁止されているところもあるので、必ず事前にご確認ください。


 

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パリの無料で楽しめる展望スポットの紹介

2008年12月19日(金)

text by 梶原 礼子

2月、3月は卒業旅行のシーズン真っ最中で世界中の街角で日本の学生さんの姿が目立ちます。
その若い方たちにとっては特にヨーロッパのユーロ高による物価高は日本の良さを知る上でも勉強になるのではないかと思います。チップのいらないファーストフードでも日本より高いのが現状ですし、レストランのランチで1000円以内ですますというのはまず不可能ですし、ブランド品だけでなくミネラルウォーター1本にしてもその物価高を身にしみて感じられるのではないかと思います。





そんな中、先日フランス縦断コースに行ってまいりましたが、パリでフリータイム時にパリを一望できる場所へ行きたいという希望がありましたので当然ながら、エッフェル塔、凱旋門、モンパルナスタワー、モンマルトルの丘などご案内しました。それぞれの場所まで地下鉄で行き、それなりにご満足されたようですが、もう一つ私が一押しとして街の中心にありついでに行く事ができる無料の展望スポットを紹介しました所それが大好評であったのでぜひ皆さまにも紹介したいと思います。


それはパリのデパート“プランタン”の展望テラスです。モード館、メゾン館、メンズ館と3つの建物に分かれているのですがメゾン館の9階に展望レストランがあり、そこから表のテラスに出ることができます。高さがそんなにない分、真近に展望が楽しめます。


一応360度見渡す事ができます。もちろん展望レストランでお茶やランチも楽しめますし、同じメゾン館3階にはアラン・デュカスがプロデュースするカフェ“ビー”がありますし、モード館3階にはおしゃれな回転寿司バーがあります。お買い物のついでに、またオペラ座からも歩いてすぐですのでちょっと暇がある方はぜひその無料展望テラスからの景色ご覧になってみて下さい。


 

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「杉原千畝氏の奥様のこと」

2008年12月12日(金)

text by 梶原 礼子

リトアニア

▲リトアニア


日本のシンドラーと称賛された杉原千畝氏の奥さま、幸子さんが10月に亡くなられた旨の記事が新聞に載ってました。杉原氏についてはもう今更説明は無用ですが奥さまについてのエピソードを少し紹介します。
1900年、1月1日に岐阜県の八百津町で生まれた杉原氏は、リトアニアに赴く前の満洲国で実はロシア人と最初の結婚をしており11年連れ添っていました。その後再婚した幸子さんとリトアニアに赴くわけですが、赴任当初、その前妻からお金の無心やらいろいろあったそうです。が、杉原氏に対し、絶大な信頼をしており、前妻に対してもあっけらかんと無心された物を希望通りせっせと送ってあげていたそうです。何とも微笑ましいエピソードではないでしょうか・・?杉原氏が外務省の命に背いてビザを発給すべきかどうか眠れずに悩んでいた時も、自身の母乳が止まるほど一緒に悩んだそうです。その後杉原氏が人道的見解から日本通過のビザを発給することを決断し、6000人のユダヤ人の命を救ったことは有名です。

リトアニア

▲リトアニア

手書きのビザのため、腕が腫れあがっても万年筆が折れても時間が許す限り書き続けた杉原氏を精神的に支え続けてくれたそうです。またこの行為は人間として当たり前のことをしただけだからと家族観の話題にもしなかったそうです。その後終戦を迎え、ルーマニアで収容所に入り、日本帰国後は当然外務省から退職勧告され、続いて7歳の3男を病気で失い、職を転々とした杉原氏を陰で支えていたのは奥さまだったそうです。その一方でユダヤ人社会が命の恩人としてずっと杉原氏を探し続けており、イスラエル政府から表彰され初めて日本で命のビザのことが公になったのですがご夫妻は騒がれることは好まなかったそうです。杉原氏が亡くなられたあと千畝氏生誕100年に当たる2000年、正式に時の河野外務大臣が幸子さんに直接謝罪し、外交史料館に顕彰のプレートが設置され「主人の行為は無駄ではなかった。これまでの苦労が報われた」と話されたそうです。
そんな思いの詰まったリトアニアは現在バルト3国のひとつですが、観光に訪れてみてはいかがでしょう・・?


 

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ちょっと不思議な黒い“グミ”

2008年12月05日(金)

text by 山田 聖子


ヨーロッパ各国のスーパーのお菓子コーナーや、駅・空港の売店で売られている真っ黒いグミがあります。キャンディーのように袋に入っていて、形は渦巻き状の物や、蛇や紐のように細くて長い物などいろいろあります。お味は?といいますと、これは表現が大変難しいのですが、私にはおいしいとは言い難く、漢方薬のようなお味とでも言っておきましょう。この黒いグミいったい何からできているのでしょうか?これは“リコリス”と呼ばれる植物で味つけされています。リコリス?あまり聞いた事ありませんね。日本名は“甘草”(カンゾウと読みます)で、マメ科の多年草です。残念ながら日本ではほとんど栽培はされておらず、中国・ロシア・アフガニスタンが主な産地となっています。薬としても使われており、喉の痛みや咳を鎮める効果や消炎作用があるとされています。また砂糖の50倍の甘さがある甘味料としても使われているそうです。独特の黒い色は食品着色料の“カーボンブラック”が使われています。さて、この独特なお味のリコリスを使って作ったグミ、実はヨーロッパではこどもからおとなまで幅広く愛されているお菓子なのです。国によって味覚の違いがあるとは言え、日本のこどもたちはまず食べないでしょう。ヨーロッパでは、この他にもセリ科のアニスやウイキョウなど独特な風味を出す植物もお菓子に良く使われています。ちょっと不思議なこのグミ、話の種に一度お味見してみてはいかがでしょうか?



 

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