忘れた頃に届いた思い出~南アフリカ~
2009年05月29日(金)
text by 山中 浅子
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天国ってこんなところ?
目前に大自然!草原の沼地には昼真っから象やインパラ、クドウ、ワニ、ほろほろ鳥にはげタカ、そしてミュージカルライオンキングに出てくるようなイボイノシシたちなど野生の生き物が水を飲みにやってくる。
ここは、動物園ではない!大自然のいとなみがまのあたりにみえる!
そして、夜は部屋のテラスに出ると墨のように暗い大地。星のきらめきだけが近い。
南半球に見える十字星は星が5つ。でも、その中にもこんなにたくさんの星があったかしら?
そんなことを思いながら高台の部屋から大自然を眺め、創造神はこんな風景を見ながら現世を造ったのかもしれない。
ビクトリア・フォールズ・ロッジはそんな思いを起こさせてくれるホテル。都会の中のどんな5つ星のホテルもこの大自然の中に溶け込んだ設定には勝てないでしょう。バレンタインデーに与えられた癒しの時間。
"14 FEB 浅子”
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ジンバブエから出した絵葉書が一ヵ月半して届いた。忙しさの中で遠くなっていた思い出が鮮やかに甦る。
アフリカの空気、アフリカの太陽の日差し、そしてアフリカの匂いも甦った。
そう、帰国して家でスーツケースを開けたときほのかに匂ったアフリカの大自然の匂いも甦る。
人類の残した素晴らしい建造物も魅力あるけれど、たまには創造主が造った大自然も癒される。
南アフリカの旅はそんな旅だった。

ケープタウンではアフリカペンギンの愛らしさ、オーストリッチ、オットセイの島をクルーズし、世界屈指の豪華列車ロボスレイルの笑顔のホスピタリテイーにも癒され。 スワジランド王国でのサファリゲームでこの写真のサイやキリン、シマウマに真近に接した。突進してくるのではと思われたサイは草食動物でおとなしく、よく見ると額が妙に長く愛嬌のある顔。

家族連れのキリン達は潤んだ黒目の多い大きな目と長いまつげで優しくこちらを見つめた。
思わず、“可愛い!”の声が連発された。 シマウマは大きなお尻をこちらに向けた。雄と雌の違いは尾の模様で見るとか。
母なる大地アフリカで生きる営みを続ける野性の動物たちに感動。そして、なによりも、皆様が目的にされていたビクトリアの滝は規模も迫力も満点。(ビクトリアの滝の水量が多いのは2月から7月)。

ハイライト尽くめ、見所尽くめのアフリカ。ヨーロッパよりも、フライトは少し遠いけれど、それを差し引いても余りある魅力があります。
きっと来て良かったと思われるデステイネーションでしょう。
そして、旅が皆様の感性に触れたときには是非、その時の喜びを絵葉書に書いてご自分宛に出されてみては如何でしょう。
忘れた頃に熱い思い出が届き、再びその喜びや楽しさを味わえます。
そして、それは、その場限りの感想ではなく、永遠にのこる楽しい思い出になることでしょう。
ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」達による、 旅に関するよもやま話や搭乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。
パリの素敵な貴族の館のサロン・ド・テを紹介します
2009年05月22日(金)
text by 梶原 礼子

今度のアイルのパンフレットにも掲載されているフランスのツアーでもそこを訪れるコースが設定されてますが、そことはジャックマール・アンドレ美術館のことであります。
何度かバスでその前を通り外観だけ見ていたのですが、いつか行ってみたいと思っていたところこの度やっと実現しました。予想通り素晴らしい所だったのでぜひ紹介したいと思います。
ジャックマール・アンドレは19世紀の美術収集家であり、彼はその邸宅を美術館としたわけです。
美術品のコレクションも素晴らしいのですが、その邸宅そのものも素晴らしく見応えがあります。
そして何といっても一番のお勧めは、お庭に面したサロン・ド・テであります。

当時のダイニングルームだった所ですが、壁に飾られた絵画やインテリア、高い天井などいかにも当時の貴族の館らしさがあふれており最高の雰囲気です。貴族になった気分で頂くメニューですが、これまた嬉しいことに日本語メニューが用意されているのです。
さらに平日はランチも頂け、日曜日はブランチもあります。一例を紹介しますと本日のキッシュとサラダ、デザートのランチセットが16.5ユーロ、ケーキと飲み物のお茶セットが9ユーロなどです。また常時デザートの種類は10種以上用意されてます。
年中無休であいてますし、地下鉄9号線のST.PHILIPPE DUROULEという駅が最寄りで徒歩4.5分ですが、シャンゼリゼからも凱旋門からも歩いて10分ほどの距離です。パリらしい貴族の館のサロン・ド・テをぜひ訪れてみて下さい。
*上記の情報は、2009年4月現在のもので、予告なく変更となる場合があります。
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トルコ人の親日感情
2009年05月15日(金)
text by 石山 剛


トルコに行くと感じるのが、日本人に対してとてもやさしく迎えてくれる国です。田舎の町でも子供達からよく「こんにちは」と声をかけられてきます。子供達はアジアの人を見ると日本語で「こんにちは」なので、他のアジア人が不思議がっている光景を見かけます。
トルコは約130年前に日本人がトルコ人を助けた出来事を、必ず小学校で教えられています。そのため、行ったことないけど日本という国に対し、多大なる親日感情があります。


1880年(明治23)の秋にトルコから明治天皇を表敬訪問に来ていた軍艦「エルトゥール号」が横浜港を出港しました。ところが、台風に遭遇して本州最南端の和歌山県の串本沖で沈没してしまいました。紀伊大島に乗組員が何百人も海岸に打ち上げられ、村人たちは遭難者の一人一人確認。その中で息のある人を、紀伊大島の村人たちは服を脱ぎ自分の体温で遭難者を温めました。犠牲者は587人ということでしたが、生存者は69人。この村人たちの献身的な行動がなければ生存者はもっと少なかったことでしょう。
この出来事はそれ以降、必ずトルコでは教えられており、この出来事を知らない国民はいないとのことです。そのため、トルコ人に「好きな国は?」と尋ねると「日本」という回答が一番多かったとのことです。
そしてイラン・イラク戦争の最中の1985年3月17日、イラクの元フセイン大統領が「今から48時間が経過したら、イラン上空を飛ぶ航空機は全て撃ち落とす」と宣言。イランの首都・テヘランを脱出しようとした日本人が空港に265人集まったとのことです。日本は日本人のために救援機を出すことはできず、空港にいた日本人はパニックに陥りました。


その情報がトルコの首相の耳に入り、緊急会議でトルコから日本人のためにトルコ航空の救援機が出ることが決定されました。何故、トルコの首相がこのような決定をしたのか・・・。
「エルトゥール号の事故における日本人の献身的な救助活動、トルコ人は決してこのことを忘れてはいません。」との理由だったからです。
さて、我々日本人は約130年前にトルコ人を助け、約25年前にトルコ人から助けられていたことを知る人はどれくらいいることでしょう。このようなことがあり、日本とトルコの友好関係はとても良いものとなっています。その一つとして、相互のビザの免除が行われています。トルコに入国する際にビザを免除されているのは日本人だけとガイドさんが話していました。
世界遺産が多くあり、見所の沢山ある国です。年々、日本人の多くの観光客がトルコを訪れます。
是非、トルコに旅行の際は日本人が助け、そして助けられた歴史があるということを、頭の片隅に入れてお出かけいただくとトルコのもう一つの側面が見れてくることと思います。
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モンサンミッシェル百景
2009年05月08日(金)
text by 松村 直子

先日、初めて満潮のモンサンミッシェルを見る機会がありました。
モンサンミッシェルは島の中に建てられた修道院です。
ブルターニュ地方の面した大西洋は非常に潮の干満の差が大きく、大潮の時など15メートル以上も差があります。そしてモンサンミッシェルのある湾は伝説によると森であった場所がある時陥没して遠浅の海になったと云われています。


修道院を訪れる巡礼者たちは海を船で渡るか、干潮の時に危険な砂州の上を歩いて渡るしかありませんでした。ところがこの海は前述の理由により、満潮の際には馬の早駆けのスピードで海水が満ちてくるというのです。そのため沢山の巡礼者の方が不幸にもおぼれて亡くなったともきいています。
20世紀にはいり自動車の世界になって観光ブームが訪れると、本土と島を結ぶ道路が建設され大変便利になりました。しかしこの道路により海流が無くなってしまった為、砂が海に流れなくなり湾に堆積してしまったのです。百年たってみるとすっかりモンサンミッシェルは砂に埋まってしまい、現在では海に浮かぶモンサンミッシェルの姿は年に数回しか見られなくなってしまいました。
モンサンミッシェルが海に浮かぶのは、大潮の時の満潮の時間だけです。もちろん大潮は毎月2回ありますし、満潮も日に2回あります。ところが更に明るい間、しかも我々がモンサンミッシェルに滞在しているわずかな時間にとなるとそのチャンスは極まれでしょう。逆にその時を狙って行かなければ容易に見ることはできません!


今回は3月11日出発の「アイル・初めてのフランス6日間」でそのチャンスに恵まれました。
ところが実際に行ってみると、13日の満潮は夜8時50分でした。7時頃まで明るかったのですが、肝心の8時50分は真っ暗。確かに満潮ですが海はライトアップしません。モンサンミッシェルの満潮はなるほど満潮の1時間前まで海には何の変化もみられないのです。しかし日没直後のまだ空が薄明るく、ライトアップを始めた瞬間のモンサンミッシェルを間近で見ることができました。携帯のカメラで撮ったのですがなかなかきれいでしょう?
そして翌日の朝、待望の瞬間を目撃できました。14日の満潮は朝9時、空は既に7時には明るく朝食を食べながら海の様子をうかがっていると、満潮の1時間前の8時頃俄かにクエノン川の水位が上がってきたーと思ったら、あっという間に駐車場が水没するではありませんか。まさに馬の早駆けのスピードで水が押し寄せ、劇的に海が変化したのです。
こうして私たちは砂に埋まるモンサンミッシェル、夕暮れ時のモンサンミッシェル、夜にライトアップするモンサンミッシェル、そして満潮のモンサンミッシェルとその変化する姿を堪能することができたのです。
現在フランス政府によりモンサンミッシェル湾を元に戻す大計画が立てられています。しかし百年かかって堆積した砂は百年じっくり時間をかけて取り除かなければ生態系を壊してしまうそうで、おそらく私の生きている間には砂に埋まったままでしょう。
ジャルパックではモンサンミッシェルに泊まり、しかも満潮のモンサンミッシェルをご覧いただける出発日をパンフレットに掲載しています。(しかもお食事は本物のプーラールおばさんのレシピで薪で焼いたオムレツと名物羊の美味しい料理をメールプーラールのレストランでお召し上がりいただけます!)
ぜひ皆様もこのコースで、世界でもっとも人気の世界遺産「西欧の驚異-モンサンミッシェル」の姿を堪能してみてください。砂が無くならないうちに・・・
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『ロボスレイルと南部アフリカ』
2009年05月01日(金)
text by 五十嵐 由紀
世界紀行 アフリカから戻りました。アフリカと聞くと!!サファリで野生の王国を満喫するツアーと思いますが、テーマは、古き良きヨーロッパ王侯貴族の列車の旅「ロボスレイル」乗車と水量の多い時期のビクトリアフォールズを満喫するコースです。それでも少しは、野生動物たちの姿を楽しめるザンビアの「モシ・オア・ツンヤ国立公園」へ行きました。やさしい動物シマウマ、バッファロー、キリンを見ました。やっぱり動物がお好きな方は、野生の動物が目の前に出てくると大喜びです。もっと、たくさん五大動物を見たいと止みませんでしたから今後は、キリマンジャロを眺めてケニア・タンザニアのツアーへお誘いしたいものですね。


◆◆◆ 喜望峰 ◆◆◆
南アフリカの南にあるケープタウンの街からさらに南に延びるケープ半島を終日観光します。
ケープ半島はアフリカ大陸を東にインド洋、西に大西洋に突き出ています。見所は、野生のオットセイが生息するドイガー島、野生のアフリカンペンギンが生息するボルダーズビーチ、半島の南部は7,750ヘクタールの広大な喜望峰自然保護区になっています。ここでは、ダチョウを見ました。半島の南西に喜望峰があり、看板に立ち記念写真を撮ります。その先の保護区の終点最南端の海抜248mにケープポイントがありまして、登山列車で上がり展望します。
天候に恵まれて喜望峰の眺めが絶景でした、この付近は強風が吹き遭難する船が多かったそうです。発見者のバルトロメウ・ディアスが1487~1488年航海し「嵐の岬」と名付けたのですが、後に15、16世紀のポルトガル国王マヌエル1世は、ヴァスコ・ダ・ガマが1497~1499年の航海でインド航路発見を記念してポルトガルに希望を与えるという意味で『喜望峰』と命名したそうです。
以前のポルトガルツアーから『大航海時代』に思いをはせて、彼らがどんな気持ちで船上からこの半島、岬を見ていたのでしょうか?目の前に広がる海に向い、大きく深呼吸をしてまいりました。
ポルトガルのリスボンに、国王マヌエル1世が建てたジェロニモス修道院内には、偉大なヴァスコ・ダ・ガマの美しい石棺が置かれています。


◆◆◆ ロボスレイル ◆◆◆
世界で最も贅を尽くした豪華列車の旅、雄大なるアフリカの大地を過去の黄金時代に思いをはせながらたどる、ロマンチックでユニークな列車『ロボスレイル』です。
1989年の設立以来、今ではアフリカの見所を充分にカバーした旅シリーズを持ち期間も24時間から14日間まで取り揃えております。幾度も繰り返して乗車なさるお客様もいらっしゃいますそうで、それだけサービスを含めた高い評価と信頼が伺えました。
今回は、首都プレトリア~ビクトリアフォールズの2泊3日の旅。ロボスレイルの本社であり専用駅でありますプレトリアのキャピタルパーク駅を出発の際には、ロボスレイルの創始者であるローハンボス自らお客様をお見送りご挨拶と乗車のセレモニーの進行役をなさいます。
「1900年代初頭の車両を買い集め、修繕し、利用しています。アンティックな博物館のようですし、最新設備の車両とはいえませんが古き良き王侯貴族たちが旅をしていた旅情に浸ることができます。」
そして、お客様1名1名のお名前をお呼びして各車両(キャビン)の担当スタッフにより乗車、ご案内します。
優美な20車両から成るクラッシック列車は、最大乗客数72名と、世界で最も広い客室を持つことで知られています。
今回のご予約では、13車両に34名の乗客となりました。今回のツアーでは、お部屋の広さ11㎡「デラックス・スイートルーム」何よりベッドが折りたたみ式でなく設置されていますことと、シャワールーム付き(熱いお湯ザーザー快適)冷蔵庫、貴重品の金庫、ヘアードライヤー、バスローブにスリッパ、湯沸しポット、車内でのお飲み物は無料で、ルームサービスも可能です。電話、冷暖房エアコン。宿泊キッドはお持ち帰りできます。
ダイニングでのお食事では、メニューの中から何品かお好きなものをお選びいただけます。(日本語訳付き)夜は、雰囲気に合わせてオシャレな装いでお楽しみください。
下車する前の晩にキャビンに戻りましたら、キャビンスタッフによる「おやすみなさいの整頓」(ベッドメーキング)が成されたベッドの上に可愛いアレンジがされていました。旅の途中で購入したキリンの縫いぐるみリュックサックを使ってのもの、ユーモアに感激しました。
心配されていたジンバブエの感染病もまったく影響がなく、楽しい旅となりました!
お勧めツアーです、是非ご参加をご検討くださいませ。


*ロボスレイルのツアーは、2009年10月以降に実施される予定です。
詳細は、7月下旬に完成予定のパンフレットにてご確認ください。
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