ロシアのおみやげ 「マトリョーシカ」
2009年10月09日(金)
text by 山田 聖子

近年ロシアのツアーの人気が高まってきたように思います。首都モスクワまでは飛行機で約10時間ですから、スペインやポルトガルなどの西ヨーロッパの国々と比べるとずっと近い国です。しかしまだまだ未知の国と言いましょうか、市販のガイドブックの種類も少ないですし、国の事情はあまり知られていないようです。

お客様からもよく色々なご質問をいただきますが、やはり多いのは名産品やおみやげの事でしょう。ロシアみやげの代表と言えば何と言っても“マトリョーシカ”ではないでしょうか。
これは木で作った入れ子人形の事で、どこかで一度はご覧になっていると思います。人形の胴体が上下二つに分れ、中からまた一回り小さい人形が出てきて、またその人形から更に一回り小さい人形が出てくる。5個入りの物、10個入りのものが一般的です。

この人形、実は大昔からロシアに伝わる物ではなく、日本の入れ子人形をヒントにして19世紀末に誕生した物なのだそうです。そう言われてみれば、なんとなく“こけし”の雰囲気もあると思います。
民芸品なんて貰っても困るだけ…と思われるかもしれませんが、いろいろな所で見ていると皆表情が違い本当にかわいいのです。フランス人形風や田舎の娘さん風の女の子、変わった物では動物シリーズや歴代の政治家シリーズもあります。まとめておけば場所も取りませんし、時々開けて並べてみるのも楽しいですよ。

ちなみにその他には何があるか?というと有名なロシア産キャビアなどもありますが、現在キャビアの親であるチョウザメが激減しているそうで捕獲が規制され大変高価なものとなっています。販売できる店にも規制があるそうで、ごく限られた一部の店でしか扱っていません。スーパーマーケットや食料品店に行かれる機会があればロシアのお菓子類もいろいろあって、ロシアらしいパッケージの物を選べば良いおみやげだと思います。

ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」達による、旅に関するよもやま話や搭乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。
世界紀行『芸術と文化に彩られた華麗なる歴史をたどるロシア9日間のツアー』に行って来ました。
2007年10月26日(金)
text by 加藤 富美子




このツアーでは新しい街という意味の世界遺産ノブゴロドを訪れますがとても落ち着いた素敵な街です。
ノブゴロドは9世紀に貿易センターとして創立したロシア発祥の地で日本の奈良を思わせる街です。
中世時代の市場の跡地にあるギリシアの影響を受けたニコライ聖堂、ロシアで一番古い寺院ソフィア聖堂本山、バルト海と地中海を結ぶウォルコフ川沿いのクレムリンなどロシアの人が一生で一度は訪れたい街というのは納得の緑の多いとても美しい古都でした。
ノブゴロドの街はまだ観光客は少なく、静かな古都をゆっくり堪能する事が出来ました。
モスクワやサンクトペテルブルグではたくさんの日本人観光客を見かけましたがノブゴロドではついに一度も日本人観光客に遭遇しませんでした。
またこのツアーではドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の舞台となったスターラヤ・ルッサのドストエフスキー記念館を訪れたりモスクワ郊外のチャイコフスキーの家でミニピアノコンサートを鑑賞したりロシアの偉大な芸術家たちに触れあうことも出来ました。
今回ツアー出発前に「トイレットペーパーは持っていった方がいいですか?」とあるお客様より質問を受けましたが今のロシアでは必要ありません。
私は1991年以前のソ連時代も訪れたことがありますが確かに当時はトイレットペーパー持参で行きました。ソ連時代はいろんな物資が不足していて経済的にまだまだの国でした。
今のロシアは年々経済が発展していて近代化していっているというのが毎年夏に訪れている私の感想です。但し1991年当時の5倍に膨れ上がった自動車の数で残念ながらモスクワやサンクトペテルブルグの都会ではしばしば渋滞に巻き込まれることがありますが…
でも私はやっぱり夏はロシアに行きたいと思っています。
日は長く、それほど暑くない快適な気候で、興味深い見るべき所がたくさんのロシアは本当に魅力的な国です。
ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」達による、 旅に関するよもやま話や搭乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。
バルト3国ととサンクトペテルブルグ10日間のツアーに行ってきました!
2006年10月10日(火)
text by 原 真砂子
皆さま こんにちは、ジャルパックのツアーコンダクターの原真砂子です。今回は今年の夏に添乗したバルト三国についてお話したいと思います。
今年はバルト3国とサンクトペテルブルグ10日間のツアーに行って来ました。今回は日本からまず日本航空でモスクワまで飛び、その後リトアニア航空でリトアニアの首都ビュリュニスに入りました。バルト3国はビザも入国カードも無く、出入国も簡単です。リトアニアはバルト3国の中では一番南に位置し3国の中では一番大きな国です。っと言っても北海道の8割位の大きさですが・・・。また歴史的にも3国の中では唯一20世紀の独立より以前に独立国になった事がある国で、1253年ミンダウガス王の時代独立国となり、2003年に建国750周年を祝いました。その後ポーランドと同盟君主国となったため、街並みはどちらかと言えばポーランドに似た感じがするかもしれません。現在はさまざまな所の修復が進み、また若い世代は英語を話す人も多く、また将来を考えて大学進学率もかなり高くなっているようです。(これは他の2カ国にも言える事ですが・・・。)
ビュリュニスの次は、第二次世界大戦時にポーランドから逃れてきたユダヤ人たちに本国からの指示に背いてまでもヴィザを発給し、子供たちなどその家族達も含めると6000人の命をすくった杉浦千畝さんの旧副領事館のあるカウナスも訪ねました。杉浦千畝さんは残念ながらすでにお亡くなりになっていますが、昨年は日本のテレビドラマにもなり、ビュリュニス駅の側のよく似た建物を旧副領事館とし撮影を行い、反町隆史さんが演じたそうです。
グループはその後国境を越えラトビアの首都リガに入りました。リガはバルト海に流れ込む2大河川の1つダウガヴァ河沿いに開けた町で、観光で立ち寄るセントピーター教会の123メートルの尖塔の展望台(72メートルの高さにある)から素晴らしい街並みが見下ろせます。またカマボコ型の建物が5つ並んだ中央市場では乳製品から果物、野菜まで何でも手に入ります。今回は蜂蜜が大人気でした。
再び国境を越えエストニアに入り、あまりに天気がよかったので今回は予定外でしたが、バルト海の保養地“パルヌ”に寄ってみました。すでに、こども達が夏休みに入っていたので遠浅の海はこども達でいっぱいで、人口4万人の町は大賑わいでした。因みにバルト海の語源はいくつかありますが、その波が白く輝く様子から、リストニア語やラトビア語の白いという言葉から来たという説が有力だそうです。
エストニアは3国中最小で九州よりやや大きい程度の国ですが、IT産業が盛んで10年程前から全中学校にインターネットが導入されています。首都のタリンはフィンランド湾を隔てたヘルシンキから80キロ程しか離れていないこともあり、街並みは北欧風です。今年は異例の暑さでしたが、サンサンと輝く太陽の下で生き生きとして人々の顔が印象的でした。
最後にロシアとの国境はちょっと時間を要しますが、いかにも国境越えといった感じがするといえるかもしれません。私が訪れた頃は白夜で中々暗くなりませんでした。夜中にふと目覚めて窓の外をみると、たくさんの人が犬の散歩をしていたので驚きました。冬の長い国の人々は短い夏を満喫しているんですね。また来年の夏が楽しみです。
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魅惑のモナリザ
2006年09月27日(水)
text by 加藤美由紀
皆さんこんにちは、ジャルパックツアーコンダクターの加藤美由紀です。
レオナルド・ダ・ビンチのモナリザはダビンチ本人も最高傑作と認める世界で一番有名な絵画の一枚ですが、このダビンチのモナリザが西のモナリザとすれば、東のモナリザと言われるある貴婦人の肖像画どこにあるか御存じでしょうか?
実はロシアモスクワにあるトレチャコフ美術館にその名画はあります。モナリザとは異なるどこか謎めいた表情。こちらも人を引き付ける力があると言われています。
そのほか、この美術館には新館にシャガール、カンジンスキーも見ることができます。またにサンクトペテルブルグ近郊では最近一般公開された、プーシキンにあるエカテリーナ宮殿の琥珀の間も必見です。お部屋の壁という壁を全て琥珀でうめ尽くしたお部屋は贅沢を通り越して驚異さえ感じます。
お食事も、赤蕪スープボルシチやロシア風水餃子など日本人に口にあうものも多いロシア。最近人気のエリアになりつつあります。皆様も一度訪れてみてはいかがですか?
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お忘れ物にご注意!
2005年12月02日(金)
text by 山中 浅子
ロシアから中欧に抜けるコースの添乗をした際のお話です。
ロシアといえば世界三大珍味の一つ「キャビア」が特産物で、日本で買うよりもずっと安いお値段で高級食材の「キャビア」を購入することが出来ます。私も「キャビア」は大好きなので、お客さまと一緒に旅の前半でしっかりとお土産にキャビアを購入しました。
それからというもの、私は毎朝、出発前のバスの中での持ち物検査の時に、「皆さま、今日もパスポート、お金(貴重品)、帰りのチケット、そして”キャビア”はお忘れなくお持ちですか?」と言い続けました。
なぜ忘れ物チェックの項目にキャビア?と思われた方も多いと思います。キャビアは「生もの」のため、お土産用に買ったものでも、お客さまはホテルに到着するとそのまま冷蔵庫にしまわれます。
で、翌朝。慌しく出発準備をされてお部屋を後にされると、冷蔵庫の中のものって本当に忘れやすいんです。だから、お客さまにせっかく購入された美味しいキャビアを無事に日本まで持って帰っていただけるように、毎日の忘れ物リストの中に付け加え、毎朝毎朝繰り返しチェックし続けたという訳です。
・・・ところが。この旅の最終日の出発前にちょっとしたトラブルからバタバタしてしまい、最終日の朝に限って、忘れ物チェックリストの中にキャビアを入れ忘れてしまったのです。・・・すると、案の定、お帰りの飛行機に乗ってから「冷蔵庫の中にキャビア忘れた!」というお客さまが続出・・・。もちろんお客さまには「何で今日だけ忘れ物チェックリストに入れてくれなかったの?」と言われてしまいました。(白状いたしますと、実は私も最後のホテルの冷蔵庫に大切な「キャビア」を置き忘れて来てしまったていたのですが・・・)
この時は本当にお客さまに対して申し訳ない気持ちでいっぱいで、最後の詰めが甘かった自分を心から反省した出来事でした。皆さまもご旅行の際のお忘れ物にはお気をつけ下さい。
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