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韓国を旅して参りました。

2006年08月09日(水)

text by 櫻井 昌一

こんにちは、コンダクターの桜井昌一です。今日は先日訪れた韓国のお話をさせていただきたいと思います。今回はちょっとのんびりと、小白山国立公園-安東-慶州-扶余と名勝、仏跡、史跡、そしてのどかな田舎を巡る一週間でした。
私が初めて韓国を訪れたのは1988年、ソウル・オリンピックの時です。コンダクターを一時休業、現地スタッフとしてJALPAKのお客さまをお世話させていただきましたが、いろいろな意味で「日本に最も近い国」を確認した一ヵ月半でした。地元の人々との交流の中でその素朴さ、温かさを、また、板門店では民族分断という現実と対峙する人々の苦しみ、悲しみを強く肌で感じたことを覚えています。

そしてオリンピック・スタジアムでの閉会式。セレモニーの間は親しげに流暢な日本語で話しかけてきてくれた韓国人の老夫婦が、叫ぶように「アイゴー!!」、号泣はしばらく止まりませんでした。「我が祖国がこんな大偉業を成し遂げることができるとは・・。」想像するに余りある、まさに万感胸に迫る思いが一気にほとばしったのでしょう。18年経った今でも忘れられないシーンとして胸に強く残っています。

その後何度となく訪れている韓国、それはソウルを中心とした驚異的な経済発展を確認する旅ともなりました。金融危機を乗り越え、今は国家挙げての「デジタル立国」の推進、「ワンセグ」も日本に先駆けて昨年スタートさせています。アジアのハブ空港を目指してオープンし5周年の「仁川国際空港」、どんどん広がっていく高速道路網、また今年3年目を迎えた新幹線KTX。流通・観光発展のためのインフラの整備、充実度に目を見張るものがあります。

日本と近しく、歴史、文化、芸術においても大変興味深く、風光明媚、またどこまでも朗らかな美しい自然を有する郷愁あふれる国。素朴で心優しい人々。そして何といっても食材豊富なバラエティに富んだ料理。その魅力は尽きません。「韓流ブーム」は両国の関係、特に日本人の韓国に対する見方をどれだけ変化させたか計り知れません。素晴らしい事だと思います。
1-2時間のフライト、ちょっとした休暇を使って行ける韓国。でもメガロポリス・ソウルだけではなく、是非「韓国」を旅してみてください。きっと豊かな時を感じていただけることでしょう。
 
空港に向かうバスの中、大河漢江を眺めていると、毎日笑顔で迎えてくれた地元の人々、可憐な美しさで心和ませてくれた道端の黄色いレンギョウの花が優しく目に浮かんできました。


 

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