旅のエキスパート!ツアーコンダクターの「なるほど!海外旅行ノート」 - ジャルパックの厳選されたツアーコンダクター「スーパーTC」ここではスーパーTC達による、旅に関するよもやま話や添乗日記など、楽しい旅の話題をご提供します。

ポーランドの世界遺産

2006年07月21日(金)

text by 佐山美智子

初めまして、ジャルパックツアーコンダクターの佐山美智子です。
皆様は「ポーランド」と聞いて何を思い浮かべられますか?アウシュビッツ・ショパン・ウオッカ・労働組合(連帯)でしょうか?ポーランドは中欧の国々の中でチェコ・ハンガリーに比べて地味な国というイメージがありますが、実際は9つの世界遺産を持つ魅力ある国なのです。

【ポーランドの世界遺産】
●トルンの中世都市
 コペルニクスの生家があり、ハンザ同盟都市として栄えた中世の町、ジンジャー菓子(ピエルニキ)でも知られています。
●マルボルクのチュートン様式の城
 ドイツ騎士団の城。巨大な赤レンガ造りの城の中には琥珀工芸品・軍需品などのコレクションなどの展示もあり専属ガイドと約2時間かけて見学出来ます。
●クラクフの歴史地区
 第2次世界大戦の爆撃を逃れた中世都市。ポーランド王国の首都として繁栄しヴァヴェル城や聖マリヤ教会など見所も多い。
●アウシュヴィッツ強制収容所
 1940年に建設されたナチス・ドイツ最大の強制収容所博物館。見学は3km離れたビルケナウ収容所も兼ねて約2時間。
●ワルシャワ歴史地区
 第2次世界大戦でドイツに破壊された街を18世紀当時のままに復元。旧王宮・王宮広場、その他にもキューリ夫人博物館・ワジエンキ公園・ショパン博物館など見所も多い。
●ヴィエリチカ岩塩坑
 クラクフの郊外にある700年以上の歴史ある地底岩塩坑。総延長250km。観光ルートは全体の3%。地下125mまでは専属ガイドと一緒に約2時間かけて回ることが出来ます。岩塩でできた礼拝堂・彫像・シャンデリア・レリーフなどすばらしい。
●ザモシチの旧市街
 ポーランド南東部のルネッサンスの街。16世紀末の貴族ヤン・ザモイスキーがイタリアより建築家を招き、現在見るルネッサンス様式の建物を造らせ街を要塞都市とした。
●ベロベシカヤ・ブッシュ国立公園・ビアロウィーザ森林保護区
 ポーランドとベラルーシにまたがるヨーロッパ最大の森林地帯。
●木造教会 ・・・が登録されたという話だが詳細は不明です。(すみません・・・)

以上9つの世界遺産のうち、ジャルパック・アイルの『行きたい国で選ぶヨーロッパ紀行 郷愁の国 ポーランド10日間-7つの世界遺産とショパンの調べ-』では7つを回ることができます。実は私もポーランドはアウシュビツツ強制収容所の話を同僚から聞いていたので進んで行ってみたい国とは思いませんでした。強制収容所には何百人もの亡くなった人々の髪の毛の展示があると聞かされて怖気づいていたのかもしれません。
しかしそれは危惧にすぎませんでした。観光ルートは4号館から11号館まで、5号館には数え切れないくらいの義足・義肢(身障者は有無を言わせず殺されたのです)子供服・子供のおびただしい数の靴・東方の土地に移ってもらうとのナチス・ドイツの言葉を信じて携えた旅行かばんなどの展示など見ていくうちに涙が滲んできましたが戦後60年を経て、アウシュビッツは博物館となり負の遺産として過去の歴史を伝えていました。
他にはヴィスワ川がバルト海に注ぐデルタ地帯にできた貿易港としてまたハンザ同盟都市として栄えた町、北のグダンスクが気に入りました。世界遺産に登録されていませんがドゥウーギ広場には中世の町並みが残りマリアツカ通りには琥珀の店が立ち並んでいる、ゆっくり観光したい街でした。

ポーランドは日本円の両替のできるところが少ないことや道路事情の悪いことを除けば、これから多くのお客様に訪れていただきたい場所だと思っています。


 

最新記事一覧へ

スーパーTC:ジャルパックが誇る旅のプロのコンダクターがご案内します。

プロフィール一覧へ

旅に恋するPhotoBlog -街角の記憶- photo by 酒井久美子

行きたい旅を気分で探そう!

映像配信 最新現地情報 JALPAK CHANNEL

JALPAK動物園:世界のいろいろな動物たちに会えるおすすめツアーを楽しくご紹介!

旅サイト:各国の豊富な情報をご覧いただけます。